サンヨウコガタスジシマドジョウ
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サンヨウコガタスジシマドジョウ | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
Cobitis minamorii minamorii Nakajima J., 2012[1] | |||||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
サンヨウコガタスジシマドジョウ[2] (山陽小型筋縞泥鰌) |
サンヨウコガタスジシマドジョウとは、コガタスジシマドジョウの亜種である。
形状[編集]
体長は55-55mm。L1の間隔は小さい。L5は縦条。
骨質盤は円状。尾鰭の紋が途切れがちで、縁が縁取られることが多い。
尾鰭付近の黒紋は、上は明確で、下は不鮮明。
生態[編集]
6~7月に、用水路や水田に移動して産卵する。
分類[編集]
かつては「スジシマドジョウ小型種山陽型」とされていたが、2012年に「サンヨウスジシマドジョウ」と命名された[2]。
2012年に、魚類学者の中島淳によって新亜種記載された[1]。
人間との関係[編集]
用水路の改修や圃場整備、都市化の進展により数が減っている。
1980年代に急激に数を減らし、2004年の調査では生息地が広がっている事がわかった。
広島県の芦田川水系では絶滅した。兵庫県揖保川水系での現状は不明。
脚注[編集]
- ↑ a b Nakajima, Jun (14 December 2012). “Taxonomic study of the Cobitis striata complex (Cypriniformes, Cobitidae) in Japan”. Zootaxa 3586 (1): 103-130. .
- ↑ a b 中島淳、洲澤譲、清水孝昭、斉藤憲治「日本産シマドジョウ属魚類の標準和名の提唱」、『魚類学雑誌』第59巻第1号、2012年4月25日、 86-95頁。