ゴースト トリック
ナビゲーションに移動
検索に移動
ゴーストトリック(Ghost Trick)はカプコンが販売する、ピタゴラスイッチ風のアドベンチャーゲーム。 逆転裁判シリーズと同じディレクターが手掛けており、随所に逆転裁判由来のネタがちりばめられている。ニンテンドーDSにて初登場の後にiPhoneへ移植され、それから十数年音沙汰なかったが最近になってWindows(Steam)、Play Station 4およびNintendo Switchへのリマスター移植を果たした。
トリツク・アヤツル[編集]
主人公はゲーム開始時の地点で既に4んでいる。ゴーストとなった主人公は様々な物に憑り付き、操り、先へ進む道を切り開いていく。
- ゲームは「通常」「トリツク」(憑り付く)の2モードを切り替えながら進行。
- 通常時は時間が進み、物や人は普通に動いている。トリツク時は画面が赤っぽく変色し、その中に憑り付き対象物が表示される。この間、世界の時間は一時停止。
- 主人公はトリツクモード中に物から物へ乗り移ることで移動する。ただし遠くにある物には乗り移れない。生きているものには乗り移れない。トリツクを解除すると時間の進みが再開し、主人公は憑り付いた物から動けなくなる代わりに、その物を「アヤツル」(操る)ことができる。
- 例:ボールを転がす
- 例:クレーンを上げる
- 例:傘を開く
- 例:ライトを点灯する
- 例:ラジオを鳴らす
死ヨリ4分前[編集]
シナリオは特に時間制限のない自由行動パートと、主要人物に命の危険が迫る「死ヨリ4分前」パートが交互に展開される。
- まず主要人物が死亡した直後の場面、次に死亡時刻の4分前から死亡時刻までに何があったかを見ることになる。
- 例:刺客に撃たれた
- 例:急病を起こした
- 例:事故に遭った
- 主人公は4分間だけ時間を巻き戻し、上記トリツク能力を駆使して主要人物の周辺の物に介入、死の運命を書き換えることで登場人物を救うことを目指す。
- 例:刺客の頭上から重量物を落下させて暗殺を阻止
- 例:主要人物を物陰へ誘導して刺客から隠す
- 例:事前に軽微な事故を起こさせることで死亡事故に至らせない
- 途中で手順を失敗してしまい主要人物が死亡してしまっても、主人公は何度でも4分前へ時間を巻き戻すことができる。回数制限もペナルティも一切なし、むしろ正解へのヒントが与えられる。
- 「死ヨリ4分前」パートは複数の段階に分かれ、先の段階で失敗しても途中からやり直すことができる。
- 例:ラジオを鳴らして刺客を驚かせ、狙撃失敗に追い込む。ただし少し時間を稼いだに過ぎず、根本解決には刺客を完全に沈黙させることが必要。
その他[編集]
- 多くのヒントが与えられる一方、ある一瞬を狙って操作する場面(例:高速で移動する物へトリツク、タイミングよくボールを跳ね上げる等など)が数ヶ所あり、したがって僅かながらアクションゲームのセンスが要求される。ただし上記の通り何度でもやり直すことができる。
- シナリオは一本道、正解はひとつだけ。別解を探し回る自由度はない。よって正解を知っていると単なる作業。全ては初見プレイにかかっている。かつ、類似する内容のゲームはそう多くないと思われる。
- 「トラップものに近い?」とも思うけど、コーエーテクモゲームズの影牢シリーズ等のトラップゲームと異なり、主人公はある意味トラップそのもの。やはり「ピタゴラスイッチ風」が最もしっくりくると思う。
- 「実況動画とか見ないで四の五の言わずにとにかく自身で遊んでみて」
- 初版作成者としてはこれしか言えない。ヒロイン達が複数回命を落とすというハードな内容ながら、シュールなギャグやら変な登場人物などは逆転裁判譲り。