コアラ
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コアラ(Phascolarctos cinereus)とは、前歯目コアラ科の哺乳類である。別名は「コモリグマ」「フクログマ」「キノボリフクログマ」。
概要[編集]
体長60~85cm。体重4〜15kg。
顔は小熊に似ている。上面は暗灰色で、下面は灰白色。
生態[編集]
オーストラリア南東部に分布。夜行性で、樹上生である。
ユーカリを食べるが、食べる種類は600種の内、35種だけ。ユーカリには毒があり殆どの動物は食べられないが、コアラにはユーカリの毒を分解する独自の消化酵素がある
妊娠期間は約35日。通常1腹1子だが、稀に2頭を産むこともある。
未発達の状態で生まれ、半年間、育児袋の中で過ごす。
寿命は10年ほど。
また、一時期握力が1000kgを超えるという噂が出回ったが、実際に1tもあると飼育員や枝が大変なことになってしまうのでデマであり、実際は20kg程度とされている。