グリーングリーングリーンズ
ナビゲーションに移動
検索に移動
『グリーングリーングリーンズ』(英語: Green Green Greens)は、寺坂研人によるゴルフ漫画。
概要[編集]
『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、2023年52号(2023年11月27日発売)[1]から2024年28号まで連載された。全26話。単行本は全3巻。
「次にくるマンガ大賞2024」コミックス部門ノミネート作品[2]。
著者の寺坂もゴルフを嗜んでおり、ゴルフを始めて5年ほどでゴルフスコア90を切る上級者である[3]。本作では超能力などは無く、努力のみの王道スポーツ漫画と言える[3]。ゴルフ上級者だからこそのフォームやゲーム展開にリアリティを追求し、ゴルフ専門用語には全て注釈がつけられている[3]。
あらすじ[編集]
高校生2年の男子・八枝崎珀はやりたいことが何もなく、特に才能もない。周囲のクラスメイトたちは徐々に将来を考えはじめていたが、珀は、ただぼんやりと空虚な高校生活を過ごしていた。
クラスメイトの王賀撫子がプロゴルファーを目標に渡米を希望していることを知る。撫子がそこまで熱中する「ゴルフ」とは何なのか。興味本位でゴルフクラブを握った珀だったが、最初はボールに当てることもできず。だが、ゴルフと通じて自分自身が変化し、成長していることを感じ、珀はそれを喜んだ。当初は珀に反感を覚えていた撫子も、全くの初心者である珀にゴルフの才能を見て取るのだった。
少しずつゴルフの楽しさを知り、ゴルフに情熱を燃やす同世代とも出会ったことで、珀の空虚な世界は変わっていく。
登場人物[編集]
- 八枝崎 珀(やえさき はく)
- 第1話冒頭ではアメリカ合衆国ジョージア州オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開催中のマスターズ・トーナメントに出場している様子が描かれている。
- 王賀 撫子(おうが なでしこ)
- 白峰 オリバー(しらみね オリバー)
- 水沙(みずさ)
- 女子プロゴファー。「水沙ゴルフクラブ」を主宰し、複数の練習生をかかえる。
脚注[編集]
- ↑ “ゴルフとの出会いが少年の日常を変える、寺坂研人のジャンプ新連載”. コミックナタリー (2023年11月27日). 2025年9月28日確認。
- ↑ 曽我美なつめ (2024年7月29日). “連載終了後もなお人気の『グリーングリーングリーンズ』。若者たちは、ゴルフのどこに魅了されているのか?”. ダ・ヴィンチWeb. 2025年9月28日確認。
- ↑ a b c 室木おすし (2024年7月16日). “【プロゴルファーHIKARU】第7話「今どきのゴルフマンガを知っているか...?の巻」”. UOMO. 2025年9月28日確認。