カメレオンジェイル
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『カメレオンジェイル』は、STORY PLANNER:渡辺和彦、作画:成合雄彦による漫画作品。作画の成合雄彦は本作終了後に名義を井上雄彦に変更し『SLAM DUNK』の連載で大ヒットを飛ばすことになる。
『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて、1989年33号から同年44号まで連載された。全12話。単行本は全2巻。2004年には井上雄彦で他の短編も収録した新装版全1巻が発売されている。
本作は井上雄彦の連載デビュー作となる。井上は、北条司のアシスタント出身であり、作画の基礎については本作連載時点で完成していたとも言えるが、本作連載時点では「とりたてて巧いわけではない、よくいる新人漫画家」の1人に過ぎなかった[1]。「危険請負人」を題材にした本作はヒットしたとは言い難く、井上自身に経験のあるバスケットボールを題材とした次回作『SLAM DUNK』でヒットすることになる。『キャプテン翼』も高橋陽一にはサッカー経験があり、こういった「漫画家本人が体験したことのあるジャンル」がヒットしたという成功体験から、鳥嶋和彦はテニスインストラクター経験のある許斐剛に『テニスの王子様』(厳密にはその連載前の読み切り作品)の執筆を薦めた[2]。
あらすじ[編集]
「危険請負人」のカメレオン・ジェイルは、意思の力によって、男女問わず、姿形や顔を自在に変化させさせることができる能力の持ち主。さらには、怒りが頂点に達する場合には、その変化を他人にも与えることができ、性別の変更を押し付けることも可能。
アメリカ合衆国を舞台に、カメレオン・ジェイルの活躍を描く。
脚注[編集]
- ↑ 南信長 「『スラムダンク』の奇跡」『現代マンガの冒険者たち 大友克洋からオノ・ナツメまで』 NTT出版、2008年。ISBN 978-4757141773。
- ↑ 鳥嶋和彦 「『ヒカルの碁』『テニスの王子様』誕生秘話」『ボツ 『少年ジャンプ』伝説の編集長の“嫌われる”仕事術』 小学館集英社プロダクション、2025年。ISBN 978-4796874472。