カスピ海横断鉄道連絡船
ナビゲーションに移動
検索に移動
カスピ海横断鉄道連絡船とはトルクメニスタンのトゥルクメンバシからアゼルバイジャンのバクーまでトルクメニスタン鉄道の子会社マリン・マーチャント・フリート社(MMF)が運航するフェリー航路である。
概要[編集]
この航路はカスピ海横断鉄道の延長上にあり、国際的に重要な役割を持っていいる。トルクメニスタンとアゼルバイジャンを結んでおり、貨物輸送と旅客輸送が行われている。
この航路を鉄道路線として見なすのであれば、ロシアからアゼルバイジャン、トルクメニスタンへの鉄道だけの移動が可能であることが言える。
ちなみに、カスピ海横断鉄道連絡船というのは正式名称ではない。というのもこの航路の正式名称は定められていない。バクー=トゥルクメンバシ航路やカスピ海鉄道フェリーなどとも呼ばれる。
また運行がかなり不安定で両港において、何日も待つ必要がある場合がある。
船内[編集]
ベルカラル号とバグトゥーアル号が運航に用いられる。54両の鉄道車両と200人の乗客が収容可能で、豪華キャビン4室、標準キャビン室30室、座席136席を備えている。船内にはレストランやカフェ、売店がある。
料金は部屋・座席によって1200マナトから2200マナトまで異なる。所要時間は12~14時間である。
またトゥルクメンバシ-グズルスフ島間の航路も運航されており、定員320人のチャルラク号が運用される。