カサゴ亜目

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カサゴ亜目
分類
界 : 動物界 Animalia
門 : 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 : 条鰭綱 Actinopterygii
目 : ペルカ目 Perciformes
亜目 : カサゴ亜目 Scorphaenoidei
学名
Scorphaenoidei
和名
カサゴ亜目

カサゴ亜目(かさごあもく)とは、ペルカ目の亜目である。

形状[編集]

カサゴ亜目目は、第3眼下骨に「眼下骨棚」という骨質突起を有していることで定義される。

分類[編集]

1829年にフランスの動物学者ジョルジュ・キュヴィエがカサゴ目を設立した。

1955年、松原は眼下骨棚以外の特徴はスズキ目に類似するとして、系統類縁関係の根幹にスズキ型祖先 percoid ancestor を設置した。

1996年、Greenwoodらは、カサゴ目を棘鰭上目とし、スズキ目の前段階にカサゴ目がいると考えた。

1983年、Lauder wood & Liemは、カサゴ目・スズキ目・フグ目・カレイ目・タイワンドジョウ目・タウナギ目が3個の共有派生形質で単系統群であることが指示されると示した。

1977年、今村 & 篠原 がカサゴ目の形状を調査、カサゴ目が単系統群であるか調べた。1988年に英訳論文が出版されや。

2002年、Imamura & Yabe は、カサゴ目の共有派生形質の分布をカサゴ目の外群で調査した。その結果、カサゴ群がハタ科、カジカ群がゲンゲ亜目に近縁であるとされた。

2003年、Miyaらはミトコンドリア全塩基配列を用いて、上位分類群を推定した。その結果、カサゴ目はトゲウオ科・シワイカナゴ科とゲンゲ科・タウエガジ科を入れないと単系統群にならないと推定された。

同年、W. チェンらは、ミトコンドリアDNA・核DNAを用いた棘鰭上目の類縁関係を推定した。その結果、単系統群になったのはコチ亜目、カジカ亜目、トゲウオ目、ゲンゲ亜目4目だけであった。カサゴ目は非単系統群で、カサゴ亜目はトラキヌス科・スズキ亜目(ハタ科・ペルカ科)・ノトテニア亜目 が単系統群となすとされた。

2004年、Smith & Wheelerは、カサゴ目を単系統にするには、スズキ亜目・ノトテニア亜目・ギンポ亜目・ゲンゲ亜目・ワニギス亜目・トウゴロウイワシ目・トゲウオ目と一緒にする必要があるとした。

2016年、スズキ目の細分化を行い、カサゴ目が再び有効となった。

2017年、Betancur-Rらはペルカ目のカサゴ亜目とした[1]

脚注[編集]

出典
  1. ↑ Betancur-R, Ricardo; Wiley, Edward O.; Arratia, Gloria; Acero, Arturo; Bailly, Nicolas; Miya, Masaki; Lecointre, Guillaume; Ortí, Guillermo (July 2017). Phylogenetic classification of bony fishes. 17. pp. 162. doi:10.1186/s12862-017-0958-3.