インセクター

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インセクター」は手塚治虫の短編漫画作品。主人公を同一とする短編作品[1]インセクター - 蝶道は死のにおい」についても本項で解説する。

概要[編集]

世界的な昆虫採集家の醍醐 剣策が遭遇した奇怪な事件について描いた作品である。

週刊少年マガジン』(講談社)に、「インセクター」は1979年4月8日号に、「インセクター - 蝶道は死のにおい」は1979年5月27日号に掲載された。

あらすじ[編集]

インセクター
ブラッドアロー石油の会長から息子探しを頼まれた醍醐剣策は、奥地の村で息子を見付けた。醍醐はそこにあった繭を目を付け、繭が流れ着いたという南の方へと向かった。そしれ人間が入れるくらいの大きな繭の大群を発見する。大きな繭の中には人間のミイラが入っていたが、1つだけ生身の女性が入っていた繭があった。キャンプに彼女を連れ帰ると、しばらくして女は目を覚ました。しかし、翌日には、女の体は灰となって消滅してしまった。
インセクター - 蝶道は死のにおい
マドリッドで昆虫学者のモラレス博士が全身がかぶれるという変死を遂げた。ペコス・レメンダード警視は毒をもった蝶のヘリコニウスが原因ではないかと考え、醍醐を訪ねた。しかし、醍醐は捜査への協力を拒んだ。
醍醐が独自にヘリコニウスの調査していたところ、召使のダイが蝶の毒で死んでしまった。醍醐は熱帯林のような森に入り込み、汗の臭いによってくるヘリコニウスの蝶道を発見した。蝶道はある農家に続いていた。その農家にあった温室でヘリコニウスの新種が養殖されていたのだった。醍醐は農家の主に襲われ、真相を聞かされる。彼らはインカ帝国の末裔で、インカを滅ぼしたスペイン人に復讐するため400年以上をかけて毒を持つ蝶の交配を行っていたのだった。
間一髪、逃げ出す事に成功した醍醐は温室を焼き去った。

脚注[編集]

  1. 手塚治虫公式サイトでは「連作短編」としてまとめている。

外部リンク[編集]