アルプスの牧場 (チロル民謡)

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アルプスの牧場(あるぷすのぼくじょう)は、チロル民謡。訳詞は原田義人。原曲はAuf der Alm, da finden die Kuh's beste Gras

概要[編集]

日本国有鉄道気動車に長らく使われたほか、JR東海HC85系車内チャイムや、あいの風とやま鉄道富山駅の夏季の発車メロディ鹿児島県のデパート山形屋の放送のチャイムでも使用されている。以前は車内チャイムと同じオルゴール音であったが、2017年4月からはピアノ音源となっている。その他、小学校のチャイムとしても使用されていた。

2022年には上記HC85系の車内チャイムをベースにスギテツによりさらに編曲され、ロングバージョンの曲に仕立て上げられている。

歌詞[編集]

日本語歌詞[編集]

原田義人版

     そよ風軽く 草におき
     遠くうねる 岡はなだら
     谷間の瀬 高嶺の雪
     いずこにも ただ陽はうらら
     角笛の音 空に湧き
     羊の背に こぼれ落ちる
     ああ楽し牧場 ヤアア ヤアア
     楽し 牧場 ヤアアア


門馬直衛版

1,牧場にしげる みどり草 彼方に待てる 君 見える羊 思ひて歌い待つ 愛しや若き 山の君  心の光 胸の糧 君は優しや 勇ましや (ヨーデル)

2,雨の日 雪も 雷も おお 恐れ知らじ 君 まさば 雨も雪も 降らば 降れ 君さえ まさば うれし 我/とこしえ 晴れる 空の日か  曇りを知らぬ  みめ 優し (ヨーデル)

ドイツ語歌詞[編集]

   Auf der Alm, da finden die Kuh's beste Gras,
   Und a i, liebe Herr, ja,ja,i find' scho was;
   Denn hart an der Alm' die der Mutter ob'n g,hort ,
   Hat der Seebauren Hans a sein Vettern sein Heerd
   Und der Hans is mei Alles , er ist halt mein Le'bn,
   Denn an bravern , als den , kann's mei Tag nimma geb'n.
     A ha je hi,jo jo hi hi,jo jo hi, jo jo hi,
      ja ja hi, ja ja hi,ja ja hi, ja hi ha hi!