アポストロフィー
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アポストロフィーは記号の一種。MediaWikiでも太字文や斜体文を表すマークアップで利用される。記号は’。
用法[編集]
英語やフランス語、イタリア語においてアポストロフィーはとても重要な働きをする。例えば、I am Enpedian. とした際、アポストロフィーを使用することによって文字を省略することができる。この場合は、I’m Enpedian. となる。
英語でアポストロフィーで略されるもの[編集]
- I am →I'm
- you are,we are など、areがつくもの→you're,we'reとaを省く。
- he is,she is など、isがつくもの→he's, she'sとiを省く。
- is not,are notなどnotがつくもの→isn't,aren'tとnを前に持ってきてoを省く。
- 'cause→Becauseを表す。話す際やメッセージを送る際などに使われることが多い。
フランス語、イタリア語での用法[編集]
フランス語やイタリア語では定冠詞や人称代名詞、前置詞の次に母音で始まる単語もしくは無音hで始まる単語が来る場合に、母音が連続するのを避けるためあるいは発音を滑らかにするためにエリジオン、エリジオーネという現象が発生する。これは文法上必ず行わなければならない。またスペイン語にもエリシオンという似たような現象があるがアポストロフィーは用いられないし、必ず行う必要がない。
- 例
- l’hôtel(仏、そのホテル)
- l’univers(仏、宇宙)
- J’aim(仏、私は好きだ)
- L’amica(伊、その友達)
- nell’ospedale(伊、その病院で)
- un’informazione(伊、ある情報)
ローマ字[編集]
日本語のタイプ入力をする際に、ローマ字が使用される。これも入力ではなく、手書きの際にアポストロフィーを使用する場合がある。ただしこれは、略すためではなく、同じ綴りの違う読みの言葉との混同を防ぐためである。
例[編集]
- tani→tani(谷),tan'i(単位)
- konya→konya(こにゃ?),kon'ya(今夜)など
似てる記号[編集]
これは、英語で読点の代わりに使用されるカンマ(,)と形状が同じである。なんでややこしいことを…このため、書く位置を間違えてしまうと、読み間違いや、場合によっては意図の組めない文章になってしまうこともある。