アイェンデ隕石

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アイェンデ隕石(アイェンデいんせき、Allende meteorite)は、1969年メキシコで落下した隕石群。

概要[編集]

1969年2月8日の朝、メキシコのチワワ州アイェンデ村の周辺10×50kmの範囲に落下した隕石雨である。火球は広い範囲で観察され、大気中で爆発して数千の破片となった隕石の総重量は5トンと見積もられ、そのうち約3トンが回収された。 アイェンデ隕石のCAIは45.66億年前に形成されたものであり、これは発見されている物質の中で太陽系最古の物質である。

入手方法[編集]

大量の破片が落下したため、入手は比較的容易とみられる。2026年5月、幕張メッセでのJpGUにおいて、岩石販売ブースで1g5000円で販売されていた。

表記の変遷[編集]

 メキシコの現地のスペイン語では、"ll"はジャ行の音で発音する訛りがあり、tortilla=「トルティージャ」、llama=「ジャマ」のように発音するが、この村の固有の発音で「アジェンデ」ではなく「アイェンデ」である[1]。アメリカ人は英語読みの「アエンデ」と発音するので、「アエンデ隕石」と書かれることも多い。また「アレンデ」は誤表記である。

明治以降の主な表記は、以下のようである。

年月日 表記 書籍名 執筆者 出版社
1994.7.1 アレンデ隕石 「天文学小辞典」 地人書館
1994.11.15 アレンデ隕石 「学術用語集天文学編」増訂版 文部省、日本天文学会 丸善
2003.11.20 アレンデ隕石 「オックスフォード天文学辞典」 岡村定矩監訳 朝倉書店
2009.7.24 アジェンデ隕石 「宇宙生物学入門」[2] 東京大学宇宙理論研究室 シュプリンガー・ジャパン
2025.7.30 アエンデ隕石 「隕石が語る太陽系の始まり」[3] 米田成一 国立科学博物館
2026 アエンデ隕石 インターネット版天文学辞典[4] 日本天文学会
2026 アジェンデ隕石 コトバンク[5]