よみもの:エンニュース/西表島でミヤイリガイの新亜種が見つかる

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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【2026年3月24日】23日、学術誌「Malacologia」に西表島からミヤイリガイの未記載亜種が見つかり、新亜種として記載したとする論文が掲載された。

ミヤイリガイは日本住血吸虫の中間宿主として知られる巻貝の一種で、日本からは本州のみから知られていた。

2020年澤田直人とその同行者が初めて発見した。澤田はその貝がミヤイリガイであると気づきた。澤田は福田に遺伝子解析を頼んだ。その結果、ミヤイリガイやミゾヒダニナと単系統群になると分かり、台湾に分布する O. h. chiuiタイワンミゾマメタニシに近縁であると分かった。澤田直人らの研究チームはこの貝を「イリオモテミヤイリガイ Oncomelania hupensis iriomotensis」と命名した。

研究チームはイリオモテミヤイリガイが日本住血吸虫の中間宿主になるかも知られている。本亜種が生息する場所の環境DNAを調査したが、日本住血吸虫のDNAは検出されなかった。また、日本住血吸虫に感染されたが、感染幼虫の遊出は確認されなかったのである。このことから中間宿主にならないとされる。