よみもの:エンニュース/ニホンアマガエルが2種であったことが判明
ナビゲーションに移動
検索に移動
【2025年2月22日】 今月20日、学術誌「Zootaxa」でニホンアマガエルは2種であり、東日本のものは新種とする論文が発表された。
元々、遺伝子的に南北で分かれる2集団がいることが確認されており、この研究で従来のニホンアマガエルは南方集団で、東日本のニホンアマガエルは新種‘‘Dryophytes leopardus’’であったとした。
このカエルには「ヒガシニホンアマガエル」「East Japan tree frog 」と名付けられた。従来のニホンアマガエルはそのまま‘‘ニホンアマガエル’’である。
ヒガシニホンアマガエルは後ろ足の白い所に黒い模様があることで定義されている。この特徴はニホンアマガエルには無い。学名の‘‘leopardus’’は「ヒョウ」という意味であり、この模様がヒョウ柄に似る事に由来する。
出典[編集]
- Shimoda, T.; Matsuri, M.; Tanaka, K. (20 February 2025). “Genetic and morphological variation analyses of Dryophytes japonicus (Anura, Hylidae) with description of a new species from northeastern Japan”. Zootaxa 5590: 61-84. .