ゆめねこねくと
『ゆめねこねくと』(英語: yumeneconnect)は、澤田コウの初連載となるちょいエロSFドタバタコメディ漫画。
概要[編集]
『週刊少年マガジン』(講談社)にて2024年40号(2024年9月4日発売)[1]から連載中。話数表記は「第〇こねくと」。単行本は既刊5巻(2025年9月時点)。
『週刊少年マガジン』2024年40号は2話掲載された[1]。
ストーリーの基本構造は『ドラえもん』(藤子・F・不二雄)と同様であり、本作のコンセプトを「もしドラえもんがエロい美少女だったら」と言い現わすこともできる[2]。
また、複数ヒロインが登場する点からは本作を「王道のラブコメ作品」ということもでき、少年誌に掲載するには過激なお色気シーンが多い点『週刊少年マガジン』誌上で連綿と続く「ちょいエロ枠」の正統後継者とも言える[2]。
主人公の遊日を除くほとんどのキャラクターが美少女のみで固められているだけでなく、作品の性質上、頻繁にあられもない姿を作中で披露する運命を課せられているのだが、そうした場面における描き込み具合、特に女性下着類の精細な筆致は特筆に値する[2]。さらには、多くがボケ体質でるため、遊日からのツッコミが畳みかけられるといった痛快さも本作の魅力に挙げられる[2]。
あらすじ[編集]
高宮遊日は発熱で入学式とそれから1週間を欠席したため、仲良しグループの輪に入り損ね、クラスで独りぼっちになっていた。
「友達がほしい」という遊日の叫びを聞いたのは、ポコツン星からやってきた可愛い宇宙人の女の子・ナノ。ナノは宇宙商人であり、自社の商品を遊日に紹介する。それは「ニョルプップ・パンピッピ」という謎の宇宙生物だった。愚痴に相槌を打ってくれたり、マッサージ機能もあると商品説明の後、ナノとニョルプップ・パンピッピの泣き落としもあって、遊日は購入を決めた。しかし、ニョルプップ・パンピッピは宇宙危険生物ランクSの寄生生命体であった。危険故に宇宙警察に一斉駆除され絶滅されたとされる生物であった。
寄生されてしまった遊日は、ナノの「疲れた」という言葉に反応し、ナノを癒すために女体を揉み解し始めた。その様子を目撃した遊日の姉は「友達と仲良くやってるところを邪魔してごめん」と、そっと扉を閉じるのだった。
以上、第1話。
登場人物[編集]
- 高宮 遊日(たかみや ゆうひ)
- 高校1年生男子。
- 原因不明の高熱で入学式から1週間を休み、高校での仲良しグループの輪に入り損ねた。さらには、ぼっちのカモフラージュのため読書好きの孤高の存在というキャラ作りをしてしまったことで、クラスメイトの誘いも断るハメになっている。
- ナノ
- ポコツン星人のユメネコカンパニー社員を自称する。ポコツン星人はボッタクリ星人、オシウリ星人とも呼ばれている。
脚注[編集]
- ↑ a b “ゆめねこねくと:SNSで話題の新星の“超絶可愛い”新連載 「マガジン」に ポコツン星人×高校生のドタバタラブコメ”. MANTAN WEB (2024年9月4日). 2025年10月1日確認。
- ↑ a b c d ナカニシキュウ (2024年11月15日). “「ゆめねこねくと」マガジンの“ちょいエロ枠”を継承する、ドタバタ日常SFラブコメ”. コミックナタリー. 2025年10月1日確認。
外部リンク[編集]
- ゆめねこねくと - 講談社公式サイト
- ゆめねこねくと【公式】(@yumeconne) - 𝕏(旧:Twitter)