まほろば小町ハルヒノさん
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『まほろば小町ハルヒノさん』(まほろばこまちハルヒノさん)は、ユウキレイによるケモノ娘・学園4コマ漫画。1ページ4コマ構成のワイド4コマ漫画。
『まんがタイム』(芳文社)にて2022年4月号から連載中。単行本は既刊3巻(2025年6月時点)。
あらすじ[編集]
中西ちあきは、東京から奈良市に転向してきた。奈良市の市街地に野生のシカが普通に暮らしていたり、「シカ飛び出し注意」の道路標識に驚き、そしてシカ頭の大柄な女子高生とぶつかってしまう。
その後、転向する高校へ行ってみると、今朝のシカ娘・春日野シロナと同じクラスになる。シロナはシカ頭なのに他のクラスメイトたちが騒がないのを不審に思うちあきであったが、シロナのほうから春日大社主宰神・タケミカヅチ大神の神鹿であると、正体を打ち明けてきた。神通力によってちあきを除く他の人々(生徒を含む)には、人間の姿に見えているというのだ。
シロナから自分が神鹿であることを黙っていたら「一番大切なもの」をあげると、シカセンベイを渡される。なお、シカセンベイは当日のシロナの昼食であり、昼食時に返した。シロナはちあきを校舎屋上に誘い、 若草山、東大寺大仏殿、興福寺の五重塔や南円堂、金剛山地などが見えるこの場所がお気に入りであると伝え、食べてしまったシカセンベイ代わりの「一番大切なもの」として紹介した。
以上、第1話。
ちあきは歴史好きというのもあって、シロナ1人だった歴史部(倭まほろば郷土研究部、通称「奈良マジエモい部」)へ入部。奈良の歴史や旧跡探訪の日々が始まる。
登場人物[編集]
- 中西 ちあき(なかにし ちあき)
- 高校1年生の男子。得意科目は歴史。
- 春日野 シロナ(はるひの シロナ)
- 実は春日大社主宰神・タケミカヅチ大神の
神鹿 ()。タケミカヅチ大神が鹿島神宮から春日大社に移るさいに乗ってきた鹿そのものであり、年齢は1300歳以上になる。原則として春日大社の境内や神域から出ることはできないのだが、100年おきに人間界に降りて人の世を学んでいる。 - 神通力を使って、ちあき以外の人には普通の女子高生(180cmの高身長(角を含めると2m超)、良スタイル、腰のあたりまでの長い銀髪)に見えている。シカの角は子供っぽいシカ角カチューシャに見えている。身長はちあきの顔が胸のあたりになるくらいに高い。スマートフォンで撮影したものは、ちあきの撮影であっても普通の女子高生に写る。
- ミステリアスなクールビューティとして知られ、神聖のオーラは隠しきれないらしく、シロナに声をかけられるだけでも畏れ多い、姿を見かけたら拝むなどの行動を他の生徒からされている。生徒の間にはファンクラブも結成されているが、あふれ出る神聖性のために友達はおらず、学内では独りのことが多い。
- 歴史部に所属するが、上述のように他の生徒は畏れ多くて入部しないため、ちあきが入部するまでは1人部活であった。
- なお、ちあきには、尻尾がスカートを押し上げているのも見え、下着も見えている。
- 推しのアイドルグループをクラスメイト女子に聞かれて東大寺戒壇堂の四天王立像を挙げ、好みの男性タイプに東大寺南大門の金剛力士(仁王)像と答えるくらいには、クーデレ、ポンコツである。