ましのの
『ましのの』は、八谷美幸のお色気ギャグ漫画。
『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて、2011年13号から同年16号と同年21号から29号まで短期集中連載され、2011年29号から本連載が始まり、2012年29号まで(この間、休載あり)連載された。全57話。単行本は全3巻。
2021年に刊行された電子書籍版『ましのの』2巻には、『週刊少年チャンピオン』2013年13号から同年17号に短期集中連載された「魔法少女ミルキー☆モウ」が収録されている。
第1話「きき-いっパンツ危機一パンツ」、第2話「いちぶら-しじゅう一ブラ始終」のように四字熟語をもじったサブタイトルが付いていたが、八谷、編集ともどもにネタ切れしたため、第12話「ハッピー☆ニューシーズン」より普通のサブタイトルとなる。
あらすじ[編集]
体育の時間。増埜(ましの)は元気がなかった。実は短パンのゴム紐が切れてしまい、いまにもズレ落ちそうなのであった。おりしも授業内容はラジオ体操。体育教諭の指導は厳しい。
クラスメイトの勧めで、短パンの上部をパンティの中に折り込んでみたものの、短パンの重量はMサイズパンティの実に7倍の重さがあり、パンティのゴム紐では、短パンの重量を支えることができないのだった。
前屈体操のとき、ついに重量に耐え切れず短パンはパンティもろとも膝下までずり落ち、増埜は尻を突き出した姿勢でナマ尻丸出しになってしまう。そのとき、偶然にも学校上空をUFOが通過。クラスのみんなや体育教諭はUFOに目を奪われ、増埜はナマ尻を見られずに済んだと、ほっとする。しかし、校舎内からは丸見えであり、ナマ尻を見た男子生徒の鼻血で教室の窓は赤く染まっていたのであった。
以上、第1話「きき-いっパンツ危機一パンツ」
なお、第2話「いちぶら-しじゅう一ブラ始終」では、「寝るときはノーブラ派」の増埜がブラジャーをつけ忘れて登校し、体育の授業に臨むことになる。