へびつかい座超銀河団
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へびつかい座銀河団(英: Ophiuchus Galaxy Clusterは、へびつかい座の方向に位置する銀河団である。地球からの距離は約3億9,000万光年と推定されている。2020年、銀河団の中心付近で、超大質量ブラックホール由来の大規模なエネルギー放出によって生成された痕跡(高音ガス中の空洞)が発見された。
概要[編集]
cD銀河を持ちX線を放射する銀河団一つ。銀河座標において銀緯(b)=9.3°の方向にあり、銀河面吸収帯に位置するため、可視光での特性は未だよくわかっていない。この銀河団の中心銀河である2MASX J17122774-2322108(別名: NeVe 1)は巨大な楕円銀河であり、NASAのデータベースによれば直径は約33万光年である。へびつかい座銀河団は他に複数の銀河団や銀河群と共にへびつかい座超銀河団を構成する。