のと鉄道NT200形気動車
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のと鉄道NT200形気動車(のとてつどうNT200がたきどうしゃ)は、2005年に登場したのと鉄道の気動車車両のこと。
概要[編集]
七尾線部分廃止と能登線廃止により数を減らしていたNT100形の一掃とイメージアップを目論んで、能登線廃止前後の2005年3月に登場。その後同年10月までに全7両が出そろい、NT100形を2006年に全廃に追いやった。
構造[編集]
天竜浜名湖鉄道TH2100形気動車の流れをくむ新潟トランシス製のNDC車両で、エンジンはカミンズ製のN14-Rを採用。
車内はセミクロスシートで、初期の4両はクロス部分が3列シート、後期の3両はクロス部分が4列シートとされている。多目的トイレをいずれも装備する。
車体構造自体は2015年に登場したNT300形にも引き継がれた。
運用[編集]
七尾線の全運用を担っていたが、NT300形登場後についてはのと里山里海号に入らないように運用が組まれている。なお、運用開始から数日後に廃止された能登線蛸島方面に入ることはなかった。
のと鉄道再構築事業の一環で2027年春より2029年度までに後継の電気式気動車(形式未定)への置き換え計画があり、これにより本形式は一掃される予定。NT300形が代替されるかどうかは不明。