おぢアタック

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おぢアタックとは、2025年夏頃から日本で広まっているネットスラング

概要[編集]

「35歳以上の男性が8歳以上年下の女性に対して、“自分はイケる”と勘違いして強引にアプローチしてしまう行為」を指す[1][2]

職場、飲み会、婚活アプリなどで発生しやすい[1]。特徴としては相手女性の不快感を無視した「過剰な接近」が挙げられる[1]

事例[編集]

  • 仕事関係で知り合った30歳以上年上の男性から、ある日突然、告白され、丁重に断った後、女性の誕生日に、女性の職場に青いバラが100本が送られてきた[3]

経緯[編集]

「おぢ」とは「おじさん」を揶揄した言葉で、頂き女子りりちゃん事件の犯人女性であるりりちゃんが被害者男性に対して使用して広めたとされる。「おぢ」は「人間と接した感覚ではない」というのが特徴となっている[4]

2025年の春くらいに、YouTubeにおいて上記の事件を解説する動画や婚活について解説する動画において「年上のいわゆる“おじさん”が年下の女性にアプローチしてくる」ことを指して「おぢアタック」が使用された。それ以前にも同様の略称として「おじアタック」が使われていたこともある。

2025年夏に20代女性がX(旧ツイッター)に投稿したとされる「社会人になって10回以上おぢアタックを受けた。断るのは“爆弾処理班”の気分」は3.5万リポストを記録し、これによって新たなネットスラングとして「おぢアタック」が注目されるようになった[1]

同年9月になると、Yahoo!ニュースなどで「ほほ笑ましい片思いではなく、恐怖体験」として報じられたことで、メディア露出が一気に増加した[1]

20代女性から30代女性を中心として支持が集まり、「#おぢアタック」のハッシュタグを付けた被害報告が相次いだ[1]

ストリーミング配信の婚活番組で結婚相談所のカウンセラーが「男性は年下女性へのおぢアタックを控えるべき」と発言し、この発言が「男性差別」と批判され、Xでも炎上となって、番組への釈明要求がトレンド入りした[1]

脚注[編集]