あまねあたためる
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概要[編集]
『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて2012年52号(2012年11月22日発売)[1]から2013年39号(2013年8月29日発売)まで[2]連載されていた漫画作品。
作者の佐渡川準が2013年8月13日に自殺したことに伴って連載終了となった。39号分までの原稿は完成していたため、編集部が遺族の了承を得て『週刊少年チャンピオン』に順次掲載した[3]。その後、単行本3巻が発売された。生前に執筆されていたおまけページやあとがきも単行本3巻に収録されている。
登場人物[編集]
温家[編集]
- 温 周(ぬくもり あまね)
- 本作の主人公。私立連城高校2年生。
- 温 与(ぬくもり あたえ)
- 周の母親。
- 温 保(ぬくもり たもつ)
- 周の弟。11歳。
連城高校[編集]
- 銀 つらら(しろがね つらら)
- 連城高校副会長。目立って周囲から憧れの眼差しを受けることが好き。あまねをライバル視している。
- 竹中 美穂(たけなか みほ)
- あまねのクラスメイトの女友達。無遅刻無欠席にこだわっている。
- 岡本 康子(おかもと やすこ)
- あまねのクラスメイトの女友達。
- 神崎 拓人(かんざき たくと)
- 連城高校生徒会長。
- 土居 修峰(どい しゅうほう)
- 第14話より登場。連城高校三年生。陶芸部部長。あまねの尻に魅せられる。
- 恩田 日射(おんだ ひさし)
- あまねたちのクラス2-Bの担任教師。コミュニケーションをとるのが苦手で、脳内友人である佐藤、伊藤、斉藤を作り出している。
- 西野(にしの)
- 第1話登場の男子。木に上ろうとするあまねに頼まれてお尻を押したことで、感覚をつかんでバレーボールで活躍する。
- 昆野(こんの)
- 第2話登場の男子。落語研究会所属。人を笑わすことができなかったが、あまねに落語を聞かせたことでキレ芸を身につける。
- 荒木(あらき)
- 第4話登場の男子。あまねの前の席に座っている。
- 末北 俊輔(すえきた しゅんすけ)
- 第9話登場の男子。連城高校2年生。
その他[編集]
- 筑 苗花(つくなえ はな)
- 保のクラスに転入してきた女の子。自分に話しかけてくれた保を気に入り、将来の旦那さんにしようと決意。保を強くしようと(本人嫌がっているが)鍛えている。
- 鬼(おに)
- 第10話より登場。節分に現れても周囲が怖がってくれないことが悩みだったが、保は怖がってくれるため、気分が良くなる。
- 福の神(ふくのかみ)
- 第10話登場。あまね家にいた鬼を追い払う。
- 横井 琴乃(よこい ことの)
- 第5話登場。ガラの悪い女性で独身。洋菓子店のバイトをしていたときにあまねと出会う。
- 山内(やまうち)
- 第6話登場の男。沖田と同じ営業部所属で、アニメ好きの独身。
- 沖田(おきた)
- 第6話登場の男。山内と同じ営業部所属で、ゲーム好きの独身。
単行本[編集]
少年チャンピオンコミックス(秋田書店)より発売。サブタイトルは「あまね~」となっている場合が多いが、他の人物が中心の話の場合はその人物の名前を頭にもってきている。
タイトル | 初版発行日 | ISBN | その他 | サブタイトル | ||
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あまねあたためる 1 | 2013年4月20日(発売日:2013年4月8日) | ISBN 978-4-253-22081-1 |
| |||
あまねあたためる 2 | 2013年7月20日(発売日:2013年7月8日) | ISBN 978-4-253-22082-8 |
| |||
あまねあたためる 3 | 2013年11月30日(発売日:2013年11月8日) | ISBN 978-4-253-22083-5 |
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脚注[編集]
- ↑ “佐渡川準の新作は、男子を元気にする天然ガールのコメディ”. コミックナタリー (2012年11月22日). 2025年9月6日確認。
- ↑ “「無敵看板娘」「ハンザスカイ」の佐渡川準が逝去”. コミックナタリー (2013年8月29日). 2025年9月6日確認。
- ↑ “漫画家・佐渡川準さんが死去 連載作「あまねあたためる」の遺稿は週刊少年チャンピオンに掲載へ”. ねとらぼ (2013年8月13日). 2025年9月6日確認。