ČD811系気動車 (改造車)

ČD811系気動車とは2020年に810系から改造されたチェコ鉄道が保有する気動車である。

旧型車両である810系を改造した理由は、数年後に新型車両が導入される前にモラヴィア地方、シレジア地方から地域交通の輸送を早急に改善してほしいとのクレーム要請が入ったため、わざわざ延命更新した。

この車両は1997年より製造されたオリジナルの811系と同じ形式が付与されているが、現在オリジナルは全て廃車されたか、別形式に改造されているので、まったく別形式と言える。偽811系

改造後、以前の810系の車番が維持された。

この車両は2021年6月30日までに試運転が行われた。

2024年にAŽDプラハは810.111号車を改造して作った実験用自動運転車両811.111EDITAを運行開始した。この車両は試運転を重ね、2025年4月に旅客輸送を開始した。

構造

車両の構造は810系とほぼ同じである。エアコンを高出力にするためにオリジナルのLIAZ ML 634内燃エンジンは242kWの出力を誇る新型のTEDOM TD 242 RH TA 25エンジンに換装された。基本的にオリジナルは1970年代に製造された車両なので社内設備が昔すぎるのでいたるところが更新された。(情報画面の設置、USBコンセントなどの設置、Wi-Fi完備など)

配置

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車番	配置	備考
811 052	不明
811 106	不明
811 111	不明	自動運転化改造車
811 173	不明
811 177	不明
811 222	不明
811 399	ボフミーン車両基地
811 444	不明
811 476	ボフミーン車両基地
811 507	ボフミーン車両基地
811 520	不明
811 524	ボフミーン車両基地
811 639	不明

関連項目

• チェコ鉄道
• ČD810系電車
• ČD811系電車