JR九州YC1系気動車

YC1系気動車は、九州旅客鉄道の普通列車向けのハイブリッド気動車。
概要[編集]
2020年より運行を開始。ディーゼル・エレクトリック方式によって電力を発生させ、モーター駆動で走行する車両で、起動時の電源を賄うために制動時に発生した電気エネルギーを蓄える蓄電池を備えたハイブリッド車両である。
佐世保線、大村線、長崎本線で運用されている。
見た目は821系と瓜二つである。鉄道ファンからデコトラやイカ釣り漁船と呼ばれているのも同じ。そして夜間撮影で映えるのも同じである。多分知らない人は見分けられないだろう。
車体はJR九州では813系ぶりにステンレスを採用した。ビードのないステンレス車体は、JR九州ではおそらくYC1系が初。
キハ47やキハ66では2,900mm、キハ200では3,000mm近くあった全幅はなぜか2,800mmに改悪されており、車体も拡幅車体ではなくストレート車体となった。
なお、100番台と200番台ではバリアフリー対応の超大型トイレの前に座席が全く設置されておらず、利用客からはかなりの不評を買っており、一部からは「優しくない力持ち」と揶揄される。ただし、座席があると通路幅が狭くなり車椅子でトイレが利用できなくなる可能性があるがため、それを考慮したものと思われる。拡幅車体を採用して、全幅を3,000mm近く取ればまだ座席を配置できたかもしれないのに。
増備[編集]
2021年までに長崎地区のキハ200系とキハ66・67系をすべて置き換え、その後西九州新幹線開業に伴い長崎地区の817系や415系の運用も置き換えた。
なお、関門トンネルの415系や501系運用の置き換えにも本系列が投入されるという噂もあり、今後が注目される。また、原田線等の大赤字閑散線区向けに両運転台車が投入されるかどうかも気になるところ。
番台区分[編集]
0・1000番台[編集]
量産先行車で、座席配置はセミクロスシート。
100・1100番台[編集]
量産車かつ切り離しての運用が可能なロングシート車。1100番台のほうが多く製造されており、その関係で100番台には欠番が発生している。
200・1200番台[編集]
量産車で、切り離しが不可能な完全に2両固定編成のロングシート車。YC1系では最多勢力を誇る。
関連車両[編集]
一世代前[編集]
同世代[編集]
- JR九州821系電車 - 電化区間用
- JR西日本DEC700形気動車 - JR西日本車
- JR東日本HB-E210系気動車 - JR東日本車