School Days

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School Daysとは、オーバーフローが作ったアダルトゲームである。

概要[編集]

School Daysはアニメの方が(いろいろな意味で)有名だが、元はアダルトゲームである。主人公である、「伊藤不誠実誠」と級友の「西園寺世界」、誠の彼女である「桂言葉」の三角関係を描いたゲームである。外伝にCross DaysSummer Daysなどがある。なお、アニメだけでなく漫画も出ており、ある意味名を轟かせているアダルトゲームである。

主要な登場人物[編集]

この節では主要な登場人物を紹介していく。

伊藤誠 (いとう まこと)[編集]

皆大好き、愛され系(笑)主人公。元々は言葉に思いを寄せており、「思いが伝わるおまじない」を実行する程度には好きであった。榊野学園の1年3組であり、父親に「沢越止まらない止(とまる)」、母親に「萌子」、妹に「止(いたる)」がいる。が、妹は父親に引き取られており、実質母子家庭である。毎朝通学するときの電車で乗り合わせる「桂言葉」に思いを寄せている、純情な少年であった。根は真面目なのだが、非常に流されやすく面倒ごとが嫌いなので、偶に身勝手な行動に出ることもある。すごく普通の顔をしているが、非常に性欲旺盛であり、どのエンドに行っても誰かが彼の子供を身ごもっている。なお、主人公だがプレイヤーに嫌われており、「誠死ね」というスラングが出来上がってしまうほどであった。

西園寺世界 (さいおんじ せかい)[編集]

誠の級友であり、刹那とは幼馴染で親友。一応本作の正ヒロインであり、多くの友達を持つ陽キャである。母親と2人で過ごす所謂母子家庭である。精神面が弱く、すぐに引き込もってしまうが身勝手で異常な言動を繰り返す独占欲の強いキャラクターである。席替えの際には誠と隣になった刹那に頼み込んで席を代わってもらうなど、誠を愛する女たちの一人である。天文部の部長であるため、屋上のカギを所持しており、いつでも屋上に行くことが可能。しかし、その屋上が悲劇を呼ぶことは彼女は知る由もなかった。因みに誠に次いで2番目に不人気である主要キャラ人気なさすぎ問題

桂言葉 (かつら ことのは)[編集]

榊野学園の1年4組であり、誠の思い人。清楚な雰囲気で共働きの両親と妹の「心(こころ)」と暮らしている、お金持ちのお嬢様。そのお金持ちさ故に中学時代は多くの習い事をしていたが、高校入学と共にすべてやめている。素晴らしい容姿から男子にからかわれたり女子からのヘイトを買ったり虐められたりなどと苦労人の一面を持つが、基本的には丁寧語で話し、行儀が良い。誠を愛する女たちの一人であり、世界の助力もあって誠とは交際することになる。が、しかし世界や女子、誠のせいでロクな結果になるエンディングがなく、不幸なものが多い。因みにコトノハサマという謎の存在も確認されている。

清浦 刹那(きようら せつな)[編集]

榊野学園1年3組のクラス委員を務める、クールで寡黙な少女。世界の幼馴染であり親友。世界に頼まれて席を変わったりなどと友達思いなシーンもある。因みに刹那も母子家庭である。世界のサポート役のサブヒロインだがエンド次第では誠を取り合ったり誠の子を身籠ったりする。Summer Daysでは晴れてメインヒロインに昇格し、人気が高いキャラでもある。

加藤 乙女(かとう おとめ)[編集]

榊野学園1年4組であり、言葉を気に入っていない女子の主格。誠とは中学時代からの友人で女子バスケ部に所属している。誠を愛する女たちの一人であるが告白する勇気がない。その癖嫉妬深く、ほかの女を誠に近づけないようにするほどであった。誠には逆らえないが、言葉をいじめており、言葉が精神を崩壊させた原因でもある。サブヒロインではあるが、刹那と違って専用ルートはなく争奪戦に加わることがあるのみ。漫画では出番が殆どない。

黒田 光(くろだ ひかり)[編集]

榊野学園1年3組。世界と乙女の友人である。誠のことはこのゲームのヒロインにしては珍しくよく思っていないが、誠と肉体関係になるエンディングも用意されていることから、結局負けてしまったことが伺われる。誠と世界は付き合っていると思っており、誠に近づく言葉もよく思っていない誠・言葉カップル嫌われている。なお、エンディング次第では乙女と違って誠の子供を身ごもって出産する。誠と性的な関係になった後は全校女生徒に誠との性行為をすすめるなど、ある意味一番頭がおかしいキャラクターである。

ストーリー[編集]

榊野学園に通う伊藤誠は毎日電車に乗り合わせる桂言葉に思いを寄せていた。彼は「好きな相手を携帯電話の待ち受け画面にして、3週間隠し通したら想いが叶う」というおまじないを実行するが、初日にして世界に見つかり、失敗に終わる。そのお詫びとして世界は言葉と誠の仲を取り持つことにした。エンディングは分岐し、世界がメインのエンドが4、言葉がメインのエンドが7、刹那がメインのエンドが1、乙女がメインのエンドが1、光がメインのエンドが2の15通りあり、何度も楽しめるゲームになっている。なお、PS2では光のエンドが一つ抹消されている。バッドエンドは3通り(HQでは4)あり、大体誠か世界か言葉が死ぬ。ハーレムエンドは2通りあり、バッドエンドよりも1少なくなっているこれでいいのか

バッドエンドの一覧[編集]

ここではバッドエンドを紹介していく。

鮮血の結末[編集]

もっとも有名である。言葉は誠との関係修復を図ろうと彼に接近するが、言葉を嫌っている世界の友人に妨害されて、何も知らない誠は世界との関係を進めていく。そして虐めと妨害を受け続けて精神がおかしくなってしまい、行動もおかしくなってしまった言葉は最終的に世界を誠と腕を組んで歩いている前に現れて鋸で斬殺してしまう。なお、行動次第では言葉が虐められていることに気づき、世界と絶交して言葉とよりを戻すことも選択できる。

永遠に[編集]

誠と言葉がくっつくと思われたエンディング。言葉が変貌し、痴女とさえ思える行為に走り始めた言葉を非難する世界だが、「あなたの方こそ寝取りでしょう」「紹介しておいて自分も好きだったなんて通りません」とど正論名言を決め込まれ、世界は落ち込む。誠はそれを見て言葉と別れ、世界が好きだったと告白する。その後誠の家に世界と行くと家には言葉がおり、「あなたがいないと生きていけない」などというが誠は取り合わない。「二人は幸せになれないと思います」と残す言葉。二人が家を出ると、後ろから言葉の携帯電話が落ちてきた。見上げる二人の前に、言葉が落ちてきて、「永遠にあなたたちの心に居座り続けます」などと言い放ったでその後死亡。世界と誠はショックを受ける。

我が子へ[編集]

言葉と親密だった誠だが、文化祭の後に世界とフォークダンスを踊る。誠は世界と付き合いつつも、言葉とも切れていないという最悪の状態になる。ある日、言葉に誠と世界が屋上でヤっているところを見られ、言葉は泣き崩れ、家で世界と誠がくっついたのは自分が誠とヤらなかったからだと悟る。後日、屋上で言葉とヤる約束をした誠だったが、そこに世界もやってきて3Pすることになる。ここで世界に出すとハッピーエンドになるが、言葉に出すと我が子へエンドへと分岐する。また、誠の自宅で3Pを予定していた言葉と世界だったが、言葉が先にやってきて、「今だけ、西園寺さんのことが嫌いな誠君になってください」とねだり先に二人でヤってしまう。誠はそれに従い、世界への暴言を吐き続ける。扉の陰でそれを聞いていた世界は後日学校を退学。半年後、妊娠した言葉と海辺でデートし、言葉を見送ったあと、ふと世界を思い出す。そこに現れたのは言葉同様妊娠していた世界だった。自分をこんなにしておいたくせに言葉と幸せになるなんて許さないと言い、誠を包丁で刺殺。なお、このエンドについてはプレイヤーから「当然の報い」などと言われている。

轢殺[編集]

HQ版のみでのエンドになっている。世界は誠とヤった後、ほかの男子とイヤイヤ付き合っている。その世界が妊娠し、誠の子だと主張する。そんなある日、過労と寝不足で倒れた世界を病院に付き添ったのが言葉で、あろうことか産婦人科に連れて行き、妊娠して二ヶ月弱ということを聞き出してきた。それが丁度他の男子と付き合ったころであり、言葉は誠の子ではないということを誠に伝える。誠は世界から離れていき、おなかの子供は誠の子だと信じている世界は、誠に一緒に産婦人科に言ってくれるよう頼むも、誠は言葉を信じているため拒否し、世界は言葉が変なことを吹き込んでいると誤解し精神を病んでしまう。ある朝、駅のホームで話す言葉と誠の前に、世界が現れ言葉に謝罪しこれから3人で暮らしたいと伝える。その後ろに影があり、通過する急行列車が通る寸前影は動き言葉を突き飛ばす。慌てて言葉の右手を取る誠だったが、遅く、誠の手には言葉の右手しかなかった。

Nice boat[編集]

アニメ版School Daysを代表する言葉。School Daysにはそういったエンドがないのだが、京都府で少女が父親を殺害するという事件が発生した日はSchool Daysの最終回の放送日であった。アニメSchool Daysのエンディングが、言葉が世界を屋上に呼びつけ、世界の首を鋸で斬る、というものだったため、School Daysはノルウェーのフィヨルドを行く船を流し続けた。それを賛辞した外国人の言葉がNice boatであるという説がある。ちなみにアニメSchool Daysの終わりが、言葉が誠の首を抱いてボートの上で寝転がるというものだったため、本当にNice boatであった。

クリスマスとの関わり[編集]

これは余談であるが、毎年クリスマスになるとABEMAでSchool Daysが全話配信される。ABEMA公式によると「クリスマスにぴったり」。現時点では9年連続配信されている。ネットニュースでは「戦慄のクリスマス」「阿鼻叫喚」などと言われたい放題である。是非クリスマス配信されたら視聴してみてはいかがだろうか。

関連項目[編集]