macOS
開発者 | Apple |
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OSの系統 | Unix系 |
開発状況 | 活動中 |
ソースモデル | プロプライエタリ |
初版 | 2001/03/24 |
カーネル種別 | ハイブリッドカーネル(XNU) |
ウェブサイト | https://apple.com/macos |
macOS (まっくおーえす)は、米Apple社が自社の開発・販売するパーソナルコンピュータであるMac用に開発している専用のOSである。Macintosh専用オペレーティングシステム。開発当初はMac OS X、その後OS Xと改称され、現行の名称となった。最新バージョンは15.x系列のmacOS Sequoiaである。NEXTSTEPがベースとなっている。
概要[編集]
採用されているアーキテクチャは、初期はPowerPC、その後PowerPCとx86のユニバーサルバイナリ、x86-64を経てx86-64とARMのユニバーサルバイナリとなっている。また、OSがApple社製ハードウェアに依存する形で設計されている都合上、対応するCPUはMacに搭載されたものに限られ、仕様も厳密に定義されている。(例:AMD64は非対応)
macOSの基礎部分は、Unix系OSのDarwinである。DarwinはUnix系の中でも、BSDの系統に属する。
Macのローマ字入力の名称は、2013年までは「ことえり」だったが、2014年以降から、「ことえり」は消えて、名称は、「日本語 ローマ字入力?」「とくになし」=名称不明になった。
特徴[編集]
バージョン10.11.x(El Capitan)から導入されたSystem Integrity Protection(SIP:通称「ルートレス」)により、一部の重要なフォルダーの更新を、スーパーユーザーであっても一切禁止する機能がある。
使用方法[編集]
この節では、Appleの利用規約に基づいた使用法のみを示す。
- Apple社のハードウェアで使用する
- 当たり前だが、ジャンク品でない限りMacを買えばmacOSはインストールされている。
- 仮想マシンで使用する
- これは注意が必要である。どのようなデバイス上の仮想マシンでもいい訳ではない。ソフト開発や個人利用の目的のみにおいて、Macマシン上に最大2つまで搭載することは可能とされている[1][注 1]。
MacはDTM(デスクトップミュージック)による音楽制作、楽譜作成や動画作成・編集、DTM教室といった分野で多用されている。
他のOSへの移行[編集]
macOSからGNU/Linuxへの移行[編集]
Install Linux on Macbook - linuxvoxやHow to install & set up Linux on a Mac - Macworldなどが役に立つかもしれない。「install linux macbook」で検索することをおすすめする。
Asahi Linuxに移行する場合[編集]
- M1/M2といった一部のmacbookでは普通のLinuxカーネルが使えないため、Asahi Linuxを使う必要がある。
- How to Install Linux on a MacBook (M1/M2/M3 & Intel) - The Complete 2025 Guideを参照。
Arch Linuxに移行する場合[編集]
Mac - ArchWikiを参照。
関連項目[編集]
- iOS - macOS Xをモバイル機器用途に改変したものであり、Appleによって開発される。
- NEXTSTEP - MacOS XはNEXTSTEPの後継である。
- Classic Mac OS
注釈・出典[編集]
注釈[編集]
- ↑ ライセンス違反になるような使い方は検索すれば出てくるかもしれないが自己責任。(hackintosh等)