MS 明朝
MS 明朝とは、書体の一つで、フォントの一つ。Microsoft Wordに標準搭載されている代表的な明朝体の日本語書体である。書体の部類は、明朝体系の一つ。1992年発売。
MS 明朝の書体の太さは、Microsoft Wordの太さの切り替えによって、2段階ある。太さの切り替え機能で、俗称として、太字オフの状態=ノーマルのMS明朝は「MS 明朝 ノーマル」、太字オンに指定した状態のMS 明朝は「MS 明朝 B」「MS 明朝 ボールド」と呼ばれることもある。ノーマルは中細である。太さの切り替えで、B(Bold)ボタンがオン=太字オンに指定した状態のMS 明朝は、厳密には中太(デミボールド)の位置付けになる。
太字のMS 明朝は、文字サイズが小さい文字で、かつ画数の多い漢字でも潰れにくい。太字のMS 明朝は、近くや遠くからでも、視認性が力強くしっかり目立ち、「強さ」と「読みやすさ」のバランスが最も調和し、サイン表示、文章、本文、見出し、案内文、テロップ、ポスターのメインタイトルといった、全ての用途共通をカバーでき、実用性が一番高く、使いやすい用途に向いている。
全角のときは、各文字の左右の幅は、全て同じ等幅になっている。
MS 明朝の書体は、Microsoft Wordの行間を作る上下のスペースは、グリッド線1行分を1行になっている。Microsoft Wordの書体で、「MS 明朝」は、文字サイズが14未満(13.5まで)なら、行間の上下のスペースが、グリッド線1行分が1行に収まるサイズになっている。
写研の書体との違い[編集]
MS 明朝の書体の太さを、ゴナと同じ太さの値に換算すると、一番太い線(縦線)の部分は、「MS 明朝 ノーマル≒ゴナM」、「MS 明朝 ボールド≒ゴナDB」と同じ太さになる。「MS 明朝 ボールド≒ゴナDB」という関係は、実際の見た目の視覚的な太さ(視覚的な黒みの量)を厳密に一致して揃えた場合の換算であり、線の太さの絶対値を基準に当てはめた場合の比較に当たる。なお、ゴナの書体における太さの記号で、「ゴナD」と「ゴナDB」は別物であり、「ゴナD」は「ゴナDB」より1段階細いことに注意すべきである。