MOGAKU
『MOGAKU』(モガク)は、グミマルによる競輪漫画、日本競輪選手養成所を舞台にした漫画作品である。
概要[編集]
『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)2024年34号(2024年7月25日発売)[1]から2026年26号(2026年5月28日発売)[2]まで連載された。全88話。単行本は全10巻[3]。
単行本1巻が発売された際には、作者のグミマル2人は群馬県庁を訪れ、当時の知事・山本一太への報告を行っている[4]。
高知競輪場(高知県高知市)では、2026年7月17日から20日に開催された「第22回サマーナイトフェスティバル」において本作との協力企画として、発送前のレース表示に本作のイラストを用いた[5][6]。
あらすじ[編集]
父が病死し、母はいくつもの仕事を掛け持ちする桐生家では4人兄妹の長男である一成も高校に通いながら新聞配達のアルバイトを行い、家事をこなしていた。
ある日、母親が事故に遭って入院し、車椅子生活を余儀なくされる。一成は家族のため、大金を稼ぐべく競輪選手を目指し、日本競輪選手養成所へ入所する。
最初はコースのバンクもまともに走れなかった一成であったが、驚異的なスタミナを武器に個性豊かな養成所のライバルたちと奮闘する。
最終話ではプロ選手となり、1番人気となった一成へのレース前インタビューで締められる。
登場人物[編集]
- 桐生 一成(きりゅう かずなり)
- 父を病で亡くした後、4人兄弟(妹)の長男として自転車で新聞配達のアルバイトをしていた。
- 母、弟妹たちの生活のためにも、競輪で30億円を稼ぎ出すことを目標としている。
- 桐生家
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- 春(はる)
- 母親。スナックで働く帰り、一成の目の前で自動車に敷かれ、後遺症から車椅子生活を強いられることになる。
- 未来(みく)
- 長女。中学生。
- 駿太(しゅんた)
- 弟。小学生。
- 花(はな)
- 次女。保育園児。
- 神山(かみやま)
- 一成がアルバイトしていた上手新聞の店長。一成に大金を稼ぐための手段として競輪を提示する。元競輪選手である。
- 競輪選手養成所
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- 太田 煌(おおた こう)
- 高校競輪ナンバー1の実績を持つ。父・太田竜司も競輪選手。一成と同部屋。
- 養成所の早期卒業枠を獲得した。
- 山田 ノリキヨ(やまだ ノリキヨ)
- BMXで日本一になった実績を引っ提げて賞金を稼ぐために競輪界へ。一成と同部屋。
- 病を抱えており、賞金は海外での治療費に充てる予定で、最終目標はBMX世界一。途中、病に倒れ入院する。
- 歌丸 太志(うたまる ふとし)
- 40歳で妻と娘がいる。自転車競技の経験はあるが、元サラリーマン。一成と同部屋。
- ソン・ウィジョ
- 韓国競輪界のホープで韓国最強とも呼ばれる。
- 辻 夜叉坊(つじ やしゃぼう)
- 京極 豹(きょうごく ひょう)
- レナト・サンドロ
- ブラジル出身。祖母が日本人であり、祖母に引き取られた。ブラジルの貧民街出身で盗みの下っぱなどを行っていた。ブラジルでは脚が遅かったら殺されるため、命の懸かっていない競輪をヌルいと考えている。
- 上 政宗(かみ まさむね)
- 能面を被っている。
- 榛葉 九龍(しんば くりゅう)
- 元自衛官。救助活動中に左目を失明する怪我を負い、除隊。身体能力の高さを買われて競輪養成所に特別入所した。
- 佐野 慧樹(さの けいじゅ)
- 元プロサッカー選手。ソンと同室。
- 教官
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- 赤星(あかぼし)
- 競輪グランプリ最年少優勝の記録保持者。レース中の事故が原因で片足を切断しており義足を使用中。選手としては長期休養中。
- 渡邉(わたなべ)
- 大沼 涼(おおぬま すず)
- 一成がいる109号室担当の女性スポーツトレーナー。専門学校の実習生。
作者について[編集]
作画担当のグミ、原作担当のマルのコンビ[7]。
本名、素顔は非公表であるが、2人とも群馬県みどり市の出身で小学校、中学校では同級生だった[7]。
グミは高校から絵を描き始め、漫画家を目指して筑波大学で絵画を学んだ[7]。
マルの親は元・競輪選手であり、子どものころはハガキ職人であり、高校卒業後は芸人養成所に入った[7]。
マルが出演するお笑いライブにグミが足を運んだことで再会するが、マルはお笑い界での自分に限界を感じ、看護学校に通うようになる[7]。
2人で帰省した際に雑談の中から「芸人を目指す高校生の漫画」の話題で盛り上がり、これを4か月かけて作品に仕上げる[7]。複数の出版社に持ち込み、中でも『週刊少年チャンピオン』誌の編集が最も高い評価をし、その編集に勧められる形で2023年下期の第16回ネクストチャンピオンにその作品「赤兎馬(せきとば)」を応募したところ、新人大賞を受賞し、グミマルとしてデビューすることになった[7]。「赤兎馬」は本作の原型とも言える作品である[7]。
脚注[編集]
- ↑ “目指すは30億プレイヤー、家族のため競輪選手を目指す少年の物語「MOGAKU」”. コミックナタリー (2024年7月25日). 2025年8月9日確認。
- ↑ 「MOGAKU」公式 [@mogaku_gm] (2026年5月28日). “🚴♂️週チャン発売!MOGAKU 最終回🚴”. 2026年7月29日確認。
- ↑ 「MOGAKU」公式 [@mogaku_gm] (2026年7月7日). “🚴♂️MOGAKU最終巻発売🚴♂️”. 2026年7月29日確認。
- ↑ “「地元・群馬を盛り上げたい」 競輪漫画「MOGAKU」作者・グミマルさんが山本一太知事を訪問”. 上毛新聞. (2025年2月6日) 2026年7月29日閲覧。
- ↑ “高知競輪場V字回復”. 読売新聞. (2026年6月13日) 2026年7月29日閲覧。
- ↑ “発走前のレース表示は競輪マンガ「MOGAKU」のイラストが用いられた”. cyclowired.jp (2026年7月22日). 2026年7月29日確認。
- ↑ a b c d e f g h “競い合い夢追う姿描く 競輪漫画「MOGAKU」作者・グミマルさん(群馬・桐生市)に聞く”. 上毛新聞. (2025年3月3日) 2025年8月9日閲覧。