JR西日本WAU202形冷房装置
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JR西日本WAU202形冷房装置とは、JR西日本が開発した鉄道車両用の冷房である。
概要[編集]
分割民営化したばかりのJR西日本には、大量の非冷房車が存在した。しかし、それら全てに集中冷房による冷房化を施工しようとするとお金と時間があまりにも足りなさすぎた。そこで、短編成用により低価格で設置できる冷房装置を開発することとなった。これがWAU202形である。ちなみに本来はバス用の冷房である。
WAU202形は従来のような屋根上に設置するのではなく、車内に冷房装置本体を設置する床置き方式とされた。屋根上に設置するのは熱交換器だけ。
しかし、性能がAU75と比べて低いためか夏場は冷房がほとんど効かなかったらしい。そうした事情もあってか、現在は消滅した。