INVECS-II
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INVECS-II(インベックス・ツー)とは、三菱が製造する自動車に搭載されたオートマチックトランスミッションである。日本初のマニュアルモード付ATとされている。INVECSとは「Intelligent & Innovation Vehicle Electronic Control System」の頭字語である。
INVECS-IIスポーツモードという名称でも呼ばれるほか、INVECS-IIスポーツモードnAT(nにはATの段数が入る[注 1])と呼ばれることもある。
概要[編集]
INVECS-IIは1992年に三菱が開発したアクティブセーフティシステム「INVECS[注 2]」をさらに発展させたものであり、1994年に発売されたFFクーペ「三菱・FTO」に搭載された。
INVECS-IIは運転者の癖を学習し、その好みに合うように変速タイミングを最適化するだけでなく、コンピュータによって現在の状況に合わせた最適なギアを選択するというものであった。そのため、ドライバーはDレンジのままでも快適に走行できるというイージードライブを可能にしていた。また、INVECS-IIにはスポーツモードという現在のマニュアルモードが設定されていた。これは日本車においては初めての装備であり、世界初のマニュアルモード付ATと呼ばれるポルシェのティプトロニックよりも扱いやすいと評されることもある[1]
なお、INVECS-IIは搭載車種を広げ、三菱の電子制御ATのブランドとして展開されていき、ランサー、ミラージュなどの乗用車をはじめ、ランサーエボリューションのようなスポーツカー、ディアマンテのような高級車、パジェロやアウトランダーのようなSUVにも搭載された。