GO (タクシー関連企業)
GO株式会社とは、東京都港区に本社を置くタクシー関連の事業及び旅行業・職業紹介事業を営む企業である。
概要[編集]
筆頭株主は日本交通とDeNA。タクシー配車アプリGOの開発・提供をする他、モビリティ分野の事業を全国のタクシー事業者へ向けて営む。
同社の源流は日本交通の電算システムを管理する株式会社日交計算センター(→株式会社日交データサービス)にある。同社は2010年から全国のタクシー事業者を対象とした「全国タクシー配車」などの配車アプリの開発・提供を開始し、同様のアプリである「MOV」を開発・提供していたDeNAが2020年に事業統合して現体制となった。
関連会社としてタクシー車内で放映する動画広告を取り扱う「Tokyo Prime」を展開する株式会社IRIS、オムロンから事業譲渡された愛のタクシーチケット株式会社を持つ。
事業[編集]
配車アプリ[編集]
タクシー配車アプリGOの開発・運営・配信と、加盟するタクシー事業者へ業務支援システムを提供する。
詳細は「GO (タクシー配車アプリ)」を参照
GO BUSINESS[編集]
法人向けのタクシー利用管理サービス。利用履歴管理、請求書払い、経理システム連携などを提供する。
GO CALL[編集]
公共施設向けのタクシー配車システム。施設の車寄せなどに専用端末を設置して運用される。
お客様探索ナビ[編集]
GOアプリに加盟する事業者に所属するタクシードライバー向けの需要予測サービス。専用端末を運転席に設置し、収集された過去・現在の情報を元にAIがタクシー需要の大きいと予測される地域に向けてナビ案内を行う。
GO Reserve / GO Shuttle / GO Crew[編集]
GO ReserveはGOアプリからの注文で動くハイヤー。運賃はタクシーと同額だが法令上はハイヤー枠のため、かつてドライバーに課されていた地理試験の受験が必要なく、時給・短時間の勤務が可能なGO Crewが乗務している。
GO Shuttleは相乗りサービスを提供するもの、こちらもGO Crewが乗務している。
どちらも車両の運行や乗務員の雇用は提携タクシー事業者が行い、GOは雇用仲介のみを担う。
DRIVE CHART[編集]
タクシーに限らない商用車向けドライブレコーダーおよびそれに付随する安全運転支援システム。
記録された映像をAIが解析し、危険な運転操作を行った箇所を自動的に抽出する機能がある。
タクシー産業GXプロジェクト[編集]
タクシー事業者へ電気自動車のリースや急速充電器の設置などを提供するタクシー事業に特化したエネルギーマネジメントシステムを構築する。