ATS-TSPとは、東武鉄道と東京都交通局が開発した保安装置である。
直通運転を行っていない2社が開発したのは、当初都営三田線との直通運転が計画されていたためである。
その後、都営三田線はATCへ移行したため、都営地下鉄では使用されていない。
仕組み[編集]
ATS-Pのような減速パターンではなく、信号機の現示に合わせて、電車の場合は60kmと15kmの速度照査で作動する。運転台上部に速度照査の速度を示す標識があり、捜査速度を確認できる。
現在の使用路線[編集]
- 東武鉄道全線
- 野岩鉄道会津鬼怒川線
- 会津鉄道線(会津田島〜会津高原尾瀬口)