45口径46cm三連装砲塔
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神仏照覧
45口径46cm三連装砲塔(よんじゅうごこうけいよんじゅうろくせんちさんれんそうほうとう)とは、大和型戦艦に搭載された、史上最大の艦載砲(2018年11月現在)の砲塔である。
概要[編集]
しかし正式名称は「四五口径九四式四〇糎砲」[1]、英語だと「40 cm/45 Type 94 naval gun」[2]だったりする。40cm砲かと思うじゃん?実は46cm砲である事は隠されていた。
なんだ40cm砲か。長門型戦艦は41cm砲だから、それよりは弱いな、と油断させる狙いである。46cm砲とか最強ですが何か?
その46cm砲を三つ束ねて運用する三連装砲塔である。その砲塔の旋回部の重量は2,510トンと言われ、陽炎型駆逐艦くらいになる。
使用砲弾[編集]
- AP弾
- 九一式徹甲弾(遅延信管)、一式徹甲弾(遅延信管)
- HE弾
- 零式通常弾(時限信管)、三式通常弾(時限信管or瞬発信管)
動作速度[編集]
- 俯仰速度:8°/秒
- 旋回速度:2°/秒
かなり遅い。ゲームでの旋回早すぎじゃね? ただ日本海軍が大和型に対して求めていたのは遠距離砲戦であることを考えると仕方なくはある。
トリビア[編集]
- 最大射程を得る仰角
- 通常、砲弾において最大射程を得るには仰角を45度に取る。
- しかしながら、45口径46cm三連装砲塔においては、最大到達高度は11900メートルと成層圏に及ぶため、45度よりもやや仰角を上げたほうが弾道頂点での空気抵抗が減り、射程距離が延びることになる。
- 最大飛距離は42000メートルとされる。これは、東京駅から神奈川県の戸塚駅までの距離に相当する。
- 命中精度
- 竣工後の射撃訓練においては、35000メートル先の白く塗った5メートル四方の鉄板を初弾で命中させている。
- 実戦においては「100発撃って5発あたる」くらいと評されていたが、実戦で大和の主砲が命中した艦は無く、命中率、威力ともに不明である。
参考動画[編集]
脚注[編集]
- ↑ “45口径九四式46cm3連装砲”. 日本国召喚@ウィキ. 2018年11月21日確認。
- ↑ “40 cm/45 Type 94 naval gun”. ウィキペディア英語版. 2018年11月21日確認。