駿府城代(すんぷじょうだい)とは、江戸幕府の老中支配の役職の1つである。
寛永10年(1633年)に駿府藩主の徳川忠長が自殺・改易して藩が消滅して天領になったことから、この職が設置された。
別名を駿河城代(するがじょうだい)ともいう。駿府城に在勤して、城の守備、管理、そして久能山にある徳川家康廟の代拝などを職務とした。同地の行政も担ったが、遠国奉行の駿府町奉行と分担していた。