長音記号
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長音記号とはある音を長音化させる記号である。本頁では、記号だけでなく、長音化を引き起こす文字についても記載する。
長音記号の例[編集]
日本語[編集]
- ー(伸ばし棒)
直前の文字を長音化する場合に用いる。
ドイツ語[編集]
Hに母音が後続しない場合に直前の母音が長音化する。母音が後続している場合は、Hの前が一音節目であれば長音になり、gehen(ゲーン)の例がある。
トルコ語[編集]
現在は独自の音を持たない音で、直前の母音が長音化する。
チェコ語、スロバキア語、ハンガリー語[編集]
母音の上に冠することでその母音が長音化する。ダブルアキュートはハンガリー語のみで、ウムラウト記号のついた音の長音化を意味する。
なおハンガリー語では、AとÁの音が微妙に異なる。長音のÁは「アー」だが、短音のAは「オ」と「ア」の中間の様な音である。
英語[編集]
母音の後、あるいは母音の次の子音の後にEをつけると、長音化する。英語の場合、短音と長音で全く別の音になる。
- 母音の2つ重ね
EE、OOは、それぞれE、Oの長音である。Eの長音は他にEAがある。Oの長音は2種類あり、OOとOE(または子音を狭んでOxE)で違う音になる。
ラトビア語、日本語(ラテン表記)[編集]
- ¯(マクロン)
母音の上に冠することでその母音が長音化する。用法はアキュートとは変わらない。
リトアニア語[編集]
- ˛(オゴネク)
母音の下に付することでその母音が長音化する。(ą、ę、į、ųで使用)
- ˙(ドット符号)
母音の上に冠することでその母音が長音化する。(ėで使用)
- ¯(マクロン)
母音の上に冠することでその母音が長音化する。(ūで使用)
ドイツ語、オランダ語、フィンランド語、エストニア語[編集]
- 母音を連続させる
母音を連続させることで、その母音が長音化する。英語とは異なりこれらの言語は読み方が複数種類あることはない。