長寿の心得 人生は山坂多い旅の道

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長寿の心得 人生は山坂多い旅の道は、作者・年代不明のである。

概要[編集]

長寿の心得を伝える詩。同様の「心構え」を高野山普門院住職近藤本昇のものとして紹介した例はあるものの[1]、下掲の版は作者不明であり、むしろ作者不明の作品として伝承されている。店や施設等に多く掲載されている[2][3]

内容[編集]

還暦 六十才でお迎え来た時は 只今留守と云へ

古希 七十才でお迎え来た時は まだまだ早いと云へ

喜寿 七十七才でお迎え来た時は せくな老楽これからよと云へ

米寿 八十八才でお迎え来た時は もう少しお米を食べてからと云へ

卒寿 九十才でお迎え来た時は そう急がずともよいと云へ

白寿 九十九才でお迎え来た時は 頃を見てこちらからボチボチ行くと云へ

脚注[編集]

  1. 矢田貝紀雄 『冠婚葬祭―故事来歴と典拠の手引き』 北海道教育社、1990年、222頁。
  2. 芙蓉の会だより”. 江戸川総合人生大学. 2025年6月6日確認。
  3. 長寿の心得”. 入間学園 9期中間会. 2025年6月6日確認。