鈴木貞弘

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

鈴木貞弘(すずき さだひろ)は、日本の写真家。日本リアリズム写真集団所属。娘の砂代を被写体に、生まれた時から20歳になるまでヌードを含む写真を撮り続けた。その集大成ともいえる写真集が『Sayo:daughter's photography birth to adult』である。いくつかの公共図書館で閲覧可能であることから、児ポ法の観点からはセーフと考えられる。

家族の日[編集]

この写真家は、娘・砂代の誕生日を「家族の日」と定め、一切の仕事を入れずに砂代のヌードを撮影した、その様子が1994年にテレビで放送されたという証言がある[1]。曰く放送当時17歳だったというが、これは本当だろうか。この動画を以下、「家族の日動画」と呼ぶことにするが、家族の日動画が放送された当時写真家の娘は17歳であったという。これは初版立項者もネットで見て知っている。何年か前までは「家族の日」で検索すると何件かの動画は見られた。児ポ法以降はさすがに無理のようだ。

一方、砂代の誕生日は1966年1月19日である。17歳になるのは1983年1月19日、少しばかりおかしい。1977年の書籍に11歳の写真が収録されていることから、1966年生まれであることは信用してよかろう。家族の日動画に出演した写真家は鈴木貞弘ではないと考えられる。

出版[編集]

単著[編集]

  • 鈴木貞弘 『Sayo:daughter's photography birth to adult』 光村推古書院、京都市中京区、1996年8月31日、初版一刷。NDL97067433。ISBN 4-8381-0173-2 - 砂代の生まれた日から20歳までのポートレイト集

その他[編集]

  • 日本リアリズム写真集団 『写真集 視点:第2回公募作品』 日本リアリズム写真集団、1977年6月1日ASIN: B000J8VJ3K - 砂代11歳の写真が収録されている
  • 本田和子、飯沢耕太郎# 『少女論』 青弓社、1991年8月12日、初版。
  • 『写真集で見るJRP50年・現研40年』 英伸三(監修)、日本リアリズム写真集団出版局、2015年6月7日NDL22603663。ISBN 978-4-931078-32-1
  • 「GROUP ASSOCIATION 愛知二科展抄」、『日本カメラ』第401号、日本カメラ社、1978年、 131-133頁、 doi:10.11501/7918393
  • 中原欽一郎 『中原欽一郎創作 第2集 銭くれぇ:過去を弾劾・現代を切り・未来を問う』 「中原塾」編集委員会、中原欽一郎、名古屋市、1998年
  • 「娘の裸を攝り続けた父の20年」、『週刊現代』第28巻第13号、講談社、1986年、 210-211頁、 doi:10.11501/3372400

脚注[編集]