金井美恵子

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金井 美恵子(かない みえこ、1947年11月3日 - )は、小説家、詩人。

著書[編集]

小説[編集]

  • 『愛の生活』(筑摩書房、1968年8月/新潮文庫、1973年11月)
  • 『夢の時間』(新潮社、1970年9月/新潮文庫、1975年1月)
  • 『兎』(筑摩書房、1973年12月/集英社文庫、1979年2月)
  • 『岸辺のない海』(中央公論社、1974年3月/中公文庫、1976年10月)
    • 『完本 岸辺のない海』(日本文芸社、1995年7月)
    • 『岸辺のない海』(河出文庫、2009年8月)※『完本 岸辺のない海』の文庫化。
  • 『アカシア騎士団』(新潮社、1976年2月/集英社文庫、1980年9月)
  • 『プラトン的恋愛』(講談社、1979年7月/講談社文庫、1982年4月)※泉鏡花文学賞受賞。
  • 『単語集』(筑摩書房、1979年11月/講談社文庫、1985年6月)
  • 『既視の街』(渡辺兼人=写真、新潮社、1980年9月)
  • 『くずれる水』(集英社、1981年9月)
  • 『愛のような話』(中央公論社、1984年6月)
  • 『文章教室』(福武書店、1985年1月/福武文庫、1987年9月/河出文庫、1999年9月)※目白四部作。
  • 『あかるい部屋のなかで』(福武書店、1986年12月/福武文庫、1995年11月)
  • 『タマや』(講談社、1987年11月/講談社文庫、1991年1月、新装版2025年2月/河出文庫、1995年6月)※目白四部作。女流文学賞受賞。
  • 『小春日和』(中央公論社、1988年11月/河出文庫、1999年4月)※目白四部作。
  • 『道化師の恋』(中央公論社、1990年9月/河出文庫、1999年7月)※目白四部作。
  • 『金井美恵子全短篇(全3巻)』(日本文芸社、1992年3-4月)
  • 『恋愛太平記(全2巻)』(集英社、1995年6月/集英社文庫、1999年11月)
  • 『軽いめまい』(講談社、1997年4月/講談社文庫、2002年2月/講談社文芸文庫、2025年1月)
  • 『愛の生活/森のメリジューヌ』(講談社文芸文庫、1997年8月)
    • 「愛の生活」「夢の時間」「森のメリュジーヌ」「永遠の恋人」「兎」「母子像」「黄金の街」「空気男のはなし」「アカシア騎士団」「プラトン的恋愛」を収録。
  • 『柔らかい土をふんで、』(河出書房新社、1997年11月/河出文庫、2009年3月)
  • 『ピクニック、その他の短篇』(講談社文芸文庫、1998年12月)
    • 「桃の園」「競争者」「窓」「木の箱」「月」「既視の街」「ピクニック」「くずれる水」「豚」「鎮静剤」「家族アルバム」「あかるい部屋のなかで」を収録。
  • 『彼女(たち)について私が知っている二、三の事柄』(朝日新聞社、2000年5月/朝日文庫、2002年10月)※目白シリーズ。
  • 『噂の娘』(講談社、2002年1月/講談社文庫、2004年12月)
  • 『快適生活研究』(朝日新聞社、2006年10月/朝日文庫、2010年4月)※目白シリーズ。
  • 『ピース・オブ・ケーキとトゥワイス・トールド・テールズ』(新潮社、2012年1月/中公文庫、2024年3月)
  • 『お勝手太平記』(文藝春秋、2014年9月)※目白シリーズ。
  • 『砂の粒/孤独な場所で 金井美恵子自選短篇集』(講談社文芸文庫、2014年10月)
    • 「日記」「曖昧な出発」「フィクション」「声」「境界線」「花嫁たち」「もう一つの薔薇」「調理場芝居」「春の声」「沈む街」「ゆるやかな午後」「1+1」「グレート・ヤーマスへ」「砂の粒」「孤独な場所で」「柔らかい土をふんで、」を収録。
  • 『恋人たち/降誕祭の夜 金井美恵子自選短篇集』(講談社文芸文庫、2015年6月)
    • 「忘れられた土地」「帰還」「恋人たち」「不滅の夜」「降誕祭の夜」「暗殺者」「手品師」「静かな家」「不死の女」「夜には九夜」「指の話」「真珠の首飾り」「アルゴス」「薔薇のタンゴ」「両性具有者(たち)」「赤ちゃん教育」「マティーニの注文の仕方」「原色図鑑」を収録。
  • 『エオンタ/自然の子供 金井美恵子自選短篇集』(講談社文芸文庫、2015年12月)
    • 「エオンタ」「自然の子供」「河口」「水鏡」「洪水の前後」「花火」を収録。
  • 『カストロの尻』(新潮社、2017年5月/中公文庫、2024年2月)※小説・エッセイ。芸術選奨文部科学大臣賞受賞。
  • 『『スタア誕生』』(文藝春秋、2018年2月)

詩集[編集]

  • 『マダム・ジュジュの家』(思潮社、1971年6月)
  • 『金井美恵子詩集』(思潮社[現代詩文庫]、1973年7月)
  • 『春の画の館』(思潮社、1973年12月/講談社文庫、1979年11月)
  • 『花火』(書肆山田、1983年4月)

絵本[編集]

  • 『ノミ、サーカスへゆく』(文、金井久美子=絵、角川春樹事務所、2001年8月)

エッセイ・評論[編集]

  • 『夜になっても遊び続けろ』(講談社、1974年2月/講談社文庫、1977年2月)
  • 『添寝の悪夢 午睡の夢』(中央公論社、1976年8月/中公文庫、1979年7月)
  • 『書くことのはじまりにむかって』(中央公論社、1978年8月/中公文庫、1981年7月)
  • 『手と手の間で――essay 1978~1981』(河出書房新社、1982年6月)
  • 『言葉と<ずれ>』(中央公論社、1983年5月)
  • 『映画、柔らかい肌』(河出書房新社、1983年10月)
  • 『おばさんのディスクール』(筑摩書房、1984年10月)
  • 『ながい、ながい、ふんどしのはなし――スケッチブック1972年~1984年』(筑摩書房、1985年5月)
  • 『小説論――読まれなくなった小説のために』(岩波書店[作家の方法]、1987年10月/朝日文庫、2008年4月)
  • 『本を書く人読まぬ人とかくこの世はままならぬ』(日本文芸社、1989年11月)
  • 『迷い猫あずかってます――遊興一匹』(新潮社、1993年6月/新潮文庫、1996年9月)
    • 『迷い猫あずかってます』(中公文庫、2023年3月)
  • 『本を書く人読まぬ人とかくこの世はままならぬ PART2』(日本文芸社、1993年10月)
  • 『愉しみはTVの彼方に――Imitation of cinema』(中央公論社、1994年12月)
  • 『重箱のすみ』(講談社、1998年3月)
  • 『ページをめくる指』(河出書房新社、2000年9月)
    • 『ページをめくる指――絵本の世界の魅力』(平凡社ライブラリー、2012年4月)
  • 『待つこと、忘れること?』(平凡社、2002年10月)
  • 『「競争相手は馬鹿ばかり」の世界へようこそ』(講談社、2003年10月)
  • 『目白雑録』(朝日新聞社、2004年6月/朝日文庫、2007年4月)
  • 『切りぬき美術館 スクラップ・ギャラリー』(平凡社、2005年11月)
  • 『目白雑録2』(朝日新聞社、2006年9月/朝日文庫、2009年7月)
  • 『楽しみと日々』(金井久美子=オブジェ、平凡社、2007年4月)
  • 『昔のミセス』(幻戯書房、2008年8月)
  • 『目白雑録3』(朝日新聞社、2009年4月/朝日文庫、2011年11月)
  • 『猫の一年』(文芸春秋、2011年1月)
  • 『日々のあれこれ 目白雑録4』(朝日新聞出版、2011年6月)
  • 『金井美恵子エッセイ・コレクション[1964-2013](全4巻)』(平凡社、2013年8月-2014年3月)
    • 「1 夜になっても遊びつづけろ」(2013年8月)
    • 「2 猫、そのほかの動物」(2013年8月)
    • 「3 小説を読む、ことばを書く」(2013年10月)
    • 「4 映画、柔らかい肌。映画にさわる」(金井久美子=挿画、2014年3月)
  • 『目白雑録5 小さいもの、大きいこと』(朝日新聞出版、2013年9月)
    • 『〈3.11〉はどう語られたか――目白雑録 小さいもの、大きいこと』(平凡社ライブラリー、2021年3月)
  • 『新・目白雑録 もっと、小さいこと』(平凡社、2016年4月)
  • 『たのしい暮しの断片』(文、金井久美子=絵、平凡社、2019年1月)
  • 『シロかクロか、どちらにしてもトラ柄ではない――たのしい暮しの断片』(文、金井久美子=絵、平凡社、2022年1月)
  • 『目白雑録――日々のあれこれ(全3巻)』(中公文庫、2025年1-3月)※『目白雑録(1-3)』(朝日文庫)、『日々のあれこれ 目白雑録4』(朝日新聞出版)を再編集したもの。
    • 「目白雑録Ⅰ――日々のあれこれ」(2025年1月)
    • 「目白雑録Ⅱ――日々のあれこれ」(2025年2月)
    • 「目白雑録Ⅲ――日々のあれこれ」(2025年3月)

対談・鼎談[編集]

  • 『私は本当に私なのか――自己論講義』(木村敏共著、朝日出版社[Lecture books]、1983年10月)
  • 『セリ・シャンブル3 金井美恵子・金井久美子の部屋』(金井久美子共著、旺文社、1985年11月)
  • 『鼎談集 金井姉妹のマッド・ティーパーティーへようこそ』(金井久美子共著、旺文社、2021年12月)

外部リンク[編集]