逝っとけダイヤ
ナビゲーションに移動
検索に移動
逝っとけダイヤは、運転見合わせ区間が生じた際、運行可能な区間でつなぎ運行する体制のこと。
概要[編集]
通常、事故など何らかの原因で突然運転を見合わせる場合は全線を運転見合わせとするが、京浜急行電鉄や名古屋鉄道などの一部の鉄道会社は全線を運転見合わせとせずに運行可能な区間では運転を行う体制を取っている。これを逝っとけダイヤという。特に突然行先を変更したり臨時停車を行ったり普段は入線しない車両を入線させたり…等、カオス度が高い場合を逝っとけダイヤとする傾向がある。
実例[編集]
個別ページあり[編集]
- 名鉄逝っとけダイヤ - 名鉄の場合。
- 逝っとけダイヤ (京急) - 京急の場合
京王電鉄[編集]
京王電鉄の逝っとけダイヤでは、特急を急行に格下げしたり、優等列車をすべて運休したり等が日常的に行われている。優等列車をすべて運休する際は残った優等列車をどこまで運転するのか未定になるため、発車標にはありえない行先が表示されたりする。ちなみに、逝っとけダイヤが発動した瞬間京王ライナーは真っ先に運休となる。
運転された列車も運転見合わせ区間直前まで運転したあとは車両面を考えずに一番時刻が近い逆方向の列車に折り返させるため、8連運用に10連が入ったり、逆に10連運用に8連が入ったりすることもある。ただし、京急の逝っとけダイヤと異なり、直通先の車両を自社線内運用にぶち込むことは極力避けている模様である。
逝っとけダイヤが発動すると京王線の北野~京王八王子間は支線と化し、運転再開まで各駅停車のピストン運用となってしまう。