輪道 -RINDO-
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『輪道 -RINDO-』(りんどう)は、原案:乗峯栄一、作画:井ノ内貴之による自転車漫画。ロードレース、競輪(競輪学校)を描く。
『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて2003年20号から2005年20号に連載された。単行本は全11巻。
あらすじ[編集]
魁悟 輪(かいご りん、初登場時10歳)は物心つくまえに母を亡くしている。凄(せい)、優(ゆう)、剣(けん)の兄3人はいずれも競輪で活躍しており、凄は賞金王でもあった。
あまり繁盛しているとは言えない串カツ屋を大阪通天閣の下に構え、乳児の剣を背負った母は、これまで何も欲しがらなかった凄が初めてねだった自転車を買いに、捻出できる金額・1600円(串カツ20本分相当)を握りしめ、自転車屋を訪れる。事情も分かっている自転車屋の主人は、8000円相当の中古自転車を1600円で売る。その自転車は3人の兄たちに乗り継がれ、そして輪へと乗り継がれた。母の名前から「りんどう号」と名付けた日本で唯一の、そして最速競輪選手を育てた日本最速の自転車で、輪は自転車レースに挑む。
輪の出生の秘密、凄が原因となって競輪選手だった輪の実の親が亡くなったことなども語られる。
凄が死亡し、輪は競輪学校へと入学する。