車線
車線 (しゃせん) とは、道路上で存在する車が走行する範囲の区分である。
概要[編集]
車線には複数の種類がある。道路の真ん中に引かれる線は追い越しを除いてはみ出すことはできず、逆走となる。また、道幅の狭い道路では、道路の真ん中に引かれる線がオレンジ色になっていることがあり、オレンジ色の場合は追い越しを行うことはできない。それに対して、白い破線は追い越すことができる。
道路の片側に引かれている線は基本的に一つの方向に向かう道路の交通の円滑化を図ったりするために引かれていることが多い。このような車線を変更することは車線変更と言う。また、これには「右折レーン」「左折レーン」[注 1]というものが存在(後述)する。道路の片側に引かれている先のうち、オレンジ色の線の場合は車線変更ができない。危険な場所や渋滞多発ポイントにオレンジ色の線が引かれやすい。
その道路に存在する車線の数は「○車線」と数える。[注 2]
右折レーン、左折レーン[編集]
道路の片側に引かれている線には右折や左折のみを行うことができるレーンが存在する交差点がある。
右折レーン[編集]
右折レーンは、右折を行うことができる車線である。直進レーンと併用されることは少なく、単独の場合は「右折専用レーン」と呼ばれる。また、右折レーンの動きは信号によって制限されることがあるが、それのほうが安全に右折できるからである。一般的にはみ出た形をしている。
左折レーン[編集]
左折レーンは、左折を行うことができる車線である。これは右折と逆で、直進レーンと併用されることが多い。これは片側1車線の道路でも片側2車線の道路でも同じである。
直進レーン[編集]
直進レーンは直進を行うことができる車線である。主に片側1車線の道路では必ずと言っていいほど左折レーンと併用されているが、片側2車線の道路では、単独の直進レーンと左折レーンと併用している直進レーンがどちらも存在する交差点がある。