設計速度
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設計速度 (せっけいそくど) とは、道路構造上において設計する道路の構造がどれだけの速度を安全に出せるかを表す速度のことである。
概要[編集]
道路の設計速度は一般道と高速道路でだいたい決まっており一般道で原則20~60、80km/h、高速道路で原則60~120km/hとなっている。交通量の多さや地域での重要性に合わせて臨機応変に数値を変えるのが理想的である。
一般道は一般的な国道だと60km/h、地域高規格道路が80km/h、それ以下の都道府県道、市町村道などが20~50km/hになることが多い。また、高速道路でも80km/hが設計速度の道路が存在する。
設計速度と制限速度の違い[編集]
設計速度と制限速度は多くの場合同じになるが、以下の要因で設計速度と制限速度の間に速度の差異が生じることがある。
- 設計上の規格にまだ達していない場合
- 例えば設計上は片側2車線で80km/hが設計速度の場合でも、まだ暫定2車線で片側1車線しかない場合に70km/h制限に抑えられる場合などがこれに当てはまる。
- 設計速度が法定速度を上回っている場合
- 地域高規格道路などでは一般道でも80km/hを設計速度とすることが可能であるが、一般道は法定速度が60km/h制限で原則それより高くできないので制限速度を80km/hにできない場合などが当てはまる。
- 沿線状況で制限速度を下げるのが望ましい場合
- 住宅街を走り騒音問題が発生する可能性がある道路や、交通量が多く公害問題が発生する可能性がある道路などは騒音や排気量を抑えるために制限速度を下げた場合などが当てはまる。
各設計速度が用いられる道路の例[編集]
20km/h[編集]
住宅街の中を往来する片側1車線以下の道路など
30km/h[編集]
センターラインがないが交通量が多い道路や片側1車線だが線形が悪かったり歩道がなかったりする道路など
40km/h[編集]
都市部の片側1車線道路など
50km/h[編集]
地方部の片側1車線道路、都市部の片側2車線道路(中央分離帯なし)など
60km/h[編集]
片側2車線道路(中央分離帯あり)、地方部の片側1車線道路、片側2車線道路(中央分離帯なし)など
80km/h[編集]
片側2・3車線道路(中央分離帯あり)、片側2車線の一部の高速道路など
100km/h[編集]
片側2車線・3車線の高速道路など
110 or 120km/h[編集]
片側2車線・3車線でかつかなり高規格な設計となっている高速道路