花嫁は十五才

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花嫁は十五才(はなよめはじゅうごさい)は、藤原審爾の小説と、それを原作とした和泉雅子主演の日活映画。

梗概[編集]

映画は1964年公開、和泉雅子は当時17歳。相手役は山内賢。東北から出てきて働いているむく太は、中学三年生のひろ子と知り合う。ひろ子は父と二人暮しで、父は警官だったが怪我をして銀行の警備員をしていた。だが強盗が入り、抵抗した父は殺されてしまう。むく太とひろ子は結婚する決心をするが、むく太は17歳、ひろ子は15歳で、あと一年待たなければ結婚できない。むく太はひろ子の住むアパートで同棲するが、肉体関係は持たずにいるが、アパートの大家や担任の先生、校長らは二人に別れるように言う。富島健夫の『おさな妻』の先駆的な作品。原作は『平凡』に連載されていたようだが、単行本化は確認できない。