聖アポロニア
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聖アポロニアとは、ローマカトリックの聖人の1人である。
歯科医療の守護聖人とされ、歯科衛生士のような姿で描かれる。
人物[編集]
伝説によると、3世紀頃、キリスト教がローマ帝国の国教になる前、アレクサンドリアの教会で重要な働きをしていた女性だったという。
歯を全て砕かれ(或いは抜かれ)る拷問を受けたが、偶像礼拝を拒否し火あぶりにされて殉教したとされる。
アポロニアの壮絶な選択[編集]
古代ローマでは処女を処刑することが禁じられていたため、女性を処刑する前には集団強姦することになっていた。
アポロニアは、集団強姦される前に火に飛び込んだのだという。
キリスト教では自殺は禁じられている。しかし、間もなく処刑されるときにアポロニアが選んだ道は正しいことだとされている。