美由紀におまかせ
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『美由紀におまかせ』(みゆきにおまかせ)は、中西やすひろの漫画作品。
『週刊少年マガジン』(講談社)にて1987年33号から1988年1号まで連載された。単行本は全2巻。
あらすじ[編集]
小さな温泉町の小さな温泉旅館「三国屋」は、大きなホテルに押されて明日にでも潰れそうな経営状態だった。三国屋で生まれ育った河野美由紀(かわのみゆき)は16歳、高校1年生ながら、三国屋の5代目女将を祖母や4代目の母親から継がせられ、三国屋の再建に奮闘する。なお、祖母の話では16歳で長女が女将を継ぐのが代々のしきたり。母も健康そのものだが、現場をしりぞいて帳場に専念するとのこと。
三国屋に露天風呂が無いことを知った女子大生3人組が宿泊をキャンセルしようとしたので、露天風呂を作るために川原を掘って水脈は掘り当てたものの、湯温が低かったので、焼いた石を投入する……というようなビジネスアイデアなどが描かれる。
三国屋で無銭飲食をしたことがきっかけで、高瀬竜二が三国屋の従業員となる。仕事もできる竜二と美由紀は良い仲に進展するが、実は竜二、大きなホテルの跡取り息子で、次期社長となるための勉強旅行の途中であった。