練習試合

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練習試合(れんしゅうじあい)とは、プロスポーツチームや運動系部活動で行われる非公式な試合である。対義語は公式戦(こうしきせん)。

概要[編集]

選手やチームとしての経験を積ませ、公式戦で最高のパフォーマンスが発揮できるよう、相手チームの協力を得て行われる非公式な試合。
普段のトレーニングやチーム内の紅白戦では把握しきれない選手個人個人の実力を調べ、次回以降の公式戦に出場させる選手を選定する場としても機能している。

部活動[編集]

部活動の練習試合は年間を通して行われるが、大会が盛んに行われる夏を前にし、新入部員が馴染んでくる6月頃は特に練習試合を行う頻度が高くなる。また夏休み冬休み春休みのような長期休暇は時間が取りやすく、この時期も練習試合が行われやすい。なお学校同士の距離が近く、準備にかかる時間も短い種目であれば平日の放課後に練習試合を組む事もある。

高野連は野球部員を学生の本分である学業に専念させ、身体の故障を防ぐ事を目的に毎年12月から3月上旬まで対外試合禁止期間と定めている[注 1]。この期間中は練習試合を行うことが出来ない。

プロスポーツ[編集]

プロスポーツチームの練習試合は公式戦開催前や公式戦期間中での国外チームやアマチュアチームとの試合で行われる。
公式戦と異なり、興行ではないため、観客を入れたり、テレビ中継を入れたりするようなことはあまりないが、注目度の高いチーム同士の練習試合については観客を入れることやCSなどの有料放送局や動画配信サイトが中継を行うことがある。

関連項目[編集]

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  1. かつてはグラウンドが使えない豪雪地の高校を無雪地域の高校と条件を対等にする意味合いが強かった。