緑川七央
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緑川七央は熊本県出身の女性の日本のライトノベル小説家。1974年7月26日生まれ。血液型はO型。集英社コバルト文庫より2冊のライトノベルを発売する。デビュー作は1995年1月1日、読者大賞受賞作品の「冥界のキャロル Blue bird」で挿絵イラストは苳夜えまが担当した。物語はドームに覆われた20世紀末の博多を再現した海に囲まれた島が舞台で、次々起きる事件に関わる主人公たちに衝撃的な結末が待ち構えているという未来SFサスペンス。
翌年1996年1月1日には「鎖さざれた窓:Dual Wendy」が発売される。挿絵イラストは丘倉りくが担当した。超能力少女ウェンディーとバイオリニストの物語。腕を壊したバイオリニスト薙沢玲の、内面に抱える葛藤が丁寧に描写された作品。全体的に陰鬱な心理描写で、だが最後には少しだけ明るく終わる。
現在のところ彼女が引き続き執筆活動しているか不明。二歳年下の妹は漫画家で白泉社LaLa連載中「夏目友人帳」を描く緑川ゆき。