穴キャン
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穴キャン(あなキャン)とは、東京ディズニーリゾート(TDR)にておいて、ショーやパレードが中止(キャンセル)になった際にファンの間で用いられる用語の1つ。
概要[編集]
東京ディズニーシーのドックサイドステージで公演されていた「ハロー、ニューヨーク!」において、2018年7月11日に舞台の板をパルクール出演者が踏み抜いてしまい、穴が開いた際に用いられた[1]。
その後、2022年10月12日に東京ディズニーランドのトゥモローランドのスペース・マウンテン付近で配管工事を原因とした傾斜ができたことにより、当日開催予定となっていた全てのパレードが中止となった。この際には、「穴キャン」という用語がTwitterでトレンド入りを果たした。最早穴とか関係ないけど。なおこの際中止のお知らせをオリエンタルランドが当日発表したことに物議が醸された[2]。
その他のキャンセル事例[編集]
一説によると津軽には七つの雪TDRには七つのキャンセルがあるとされる。
TDRでは以下のような理由でショー、パレードがキャンセルになることがあり、「〇〇キャン」と称されている[3]。「穴キャン」に関してもここから派生して出てきた用語である。
- 雨キャン - 降雨(豪雨)。ショー開始後に降雨が始まると予想される場合も含む。
- 雪キャン - 降雪(豪雪)。除雪が間に合わない場合も含む。
- 風キャン - 強風。概ね風速10メートル以上。風向きの影響もある。例えば、夜間の打ち上げ花火などは海側から住宅地(舞浜2丁目、3丁目)方向に風が吹いていた場合、燃えカスの住宅地への落下を避けるためもっと弱い風速でも中止となるが、逆に海へ向かって吹いていた場合は、風速が強くても開催されることがある。
- 雷キャン - 落雷。TDRから半径10キロメートル以内で雷雲が発生しており、落雷の危険性がある場合。来園者への屋内退避指示と同時に出されることがほとんど。
- 熱キャン - 高気温。気温が30度以上で無風のときなど。気温のみではなく、ステージ上やパレードルート上で熱中症指数計測器を用いた計測データが参照されている。
- 夜露キャン - 日没後、屋外ステージの冷却によって
夜露 ()が発生し、ステージが濡れて滑りやすくなり、出演者の安全が確保できない場合。 - 人キャン - 主にグリーティングで発生する。グリーティングでキャラクターが登場すべき場所にゲストが多すぎる場合。原則としてグリーティングは時間非公開で行われているため、そのキャンセルがアナウンスされることもない。
- シスキャン - ショーやパレードに関する照明機材、音響機材などの不具合によるもの。代替の利かない出演者の体調不良などもこれに含まれる。
- 音キャン - スピーカーなどの音響機にトラブルがあった場合。
- 蛇キャン - ファンタズミック!に登場する蛇のトラブル。
中止にはならず、一部内容を変更して開催されることもある。代替のショー、パレードが開催されることもある。
以上に記した数値はあくまで「目安」であり、最終的にはその日のショー、パレードの開催判断を下す責任者の思惑次第である。
脚注[編集]
- ↑ 【前代未聞?穴キャン⁈】20180711ハロー、ニューヨーク!ステージコンディション不良により途中キャンセル
- ↑ ディズニーランドで穴キャン’’ パレード’’突然中止に「残念・・・」午前中に帰る来園客も-2023年2月21日閲覧。
- ↑ “【ディズニー】ショー&パレード中止の理由は何?雨キャン・風キャン・熱キャン!”. キャステル (2025年4月27日). 2025年12月3日確認。