秘匿夫婦~クピドの悪戯~

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秘匿夫婦~クピドの悪戯~』(ひとくふうふ~クピドのいたずら~)は北崎拓の漫画作品。北崎が描いている「クピドの悪戯」シリーズの1編である。

週刊漫画ゴラク』(日本文芸社)にて2022年1月7・14日合併号(2021年12月24日)より連載中。単行本は既刊13巻(2025年8月時点)。

週刊ヤングサンデー』(小学館)、『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)、『月刊ヤングキングアワーズGH』(少年画報社)と描き継がれてきたシリーズで、「男女の出会いのきっかけに“ちょっと不思議”がからんでいる話」であり、登場人物名に共通点があるなどはあるが、各シリーズ間に相関性は無い。シr-ズ最初の連載作『クピドの悪戯 虹玉』は2006年にテレビドラマ化もされている。

これまでのシリーズにも男女の恋愛描写、性交描写はあったが、青年誌、少年誌ではなく男性向け漫画雑誌連載となったことで、より性交を全面に押し出したコメディとなっている。

あらすじ[編集]

宝凰グループに属する宝凰ドリンクの冴えない会社員・藤沢克矢は、後輩社員の麻上桃花に手を出そうとする同僚の富士澤勝也と喧嘩になり、二人そろって川へ落ちてしまう。

気が付いた克矢だったが、自分の肉体が勝也になってしまっていた。勝也の億ションにたどり着いた克矢だったが、克矢の新婚の妻・レイコに精神の入れ替わりを気付かれてしまった。行方不明になった克矢の肉体(と、勝也の精神)を待つために、「秘匿夫婦」生活が始まる。

登場人物[編集]

藤沢 克矢(ふじさわ かつや)
35歳。冴えない会社員。
富士澤 勝也(ふじさわ かつや)
26歳。克矢の同僚であるが、会社経営陣一族の御曹司であり、女性関係も奔放。顔も良ければ、男根も長さ、太さ、硬さのいずれにも秀でて「エクスカリバー」にも例えられる一物。さらには性技にも優れる。
富士澤 レイコ(ふじさわ レイコ)
勝也の新妻。もとは宝凰グループ下請けの小会社の社長令嬢であり、融資と引き換えに勝也と結婚した。しかし、勝也は挿入だけはしていなかったため、未だに処女である。
麻上 桃花(あさがみ ももか)
克矢の同僚。密かに先輩社員である克矢に憧れている。
羽柴
勝也の幼馴染。
椿芽(つばめ)
勝也の幼馴染。
富士澤 将矢
勝也の兄。宝凰グループ経営陣の1人。
樹 杏樹(いつき あんじゅ)
「バブみ姫」と称されるベテラン女優。
梓 紅葉(あずさ もみじ)
元アイドル。
栗栖(くりす)
研究開発部の女部長。不感症。かつてはアストライアー社で開発を行っていた。
ANGELS
世界を牛耳る巨大企業グループ。
アストライアー社
ANGELS筆頭でもある世界最大のIT企業。
四天王
スコルピオーネ・花魁
ビスクドール・クレール
栗栖と面識があり、栗栖同様に不感症であったが、それは持ち歩いている人形のほうが本当の身体であるとの強固な思い込みによるもので、人形を責められると性的興奮する。