秋満月
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秋満月(あきみつき)は、千葉県が育成した和梨(ニホンナシ)の品種「千葉K3号」の愛称。
概要[編集]
秋満月は、果皮の色が赤褐色の皮をした「赤ナシ」の一種である。
千葉県で育成された和無の品種「千葉K3号」は、2017年4月12日に品種登録が行われ、2021年6月21日には「秋満月」の商標登録も行われている。
晩生の品種であり、収穫は9月中下旬から10月上中旬となる。
2021年秋に発表された秋満月は、認知度向上を目的としたPR活動を実施している(2025年時点)。
開発の経緯[編集]
千葉県は、和梨の栽培面積、収穫量、産出額のいずれもが日本1位である(2023年時点)。千葉県では早生品種の「幸水」と中生品種の「豊水」の栽培で和梨の約80%を占めている。晩生品種では「新高」が最も多い約9%であるが、新高は肉質が粗いことなどから生産量は減少傾向にあった。新高に代わる晩成品種として開発されたのが秋満月となる。
秋満月は、和梨の中生品種「豊水」に優良系統「7-7」を交雑して育成された。