私立味狩り学園

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

私立味狩り学園』(しりつあじがりがくえん)が、原作:あかねこか、作画:谷上俊夫による料理漫画。および、作中に登場する架空の料理学校の名前。

週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて1986年49号から1988年46号まで連載された。全98話。話数表記は「menu〇」。単行本は全11巻。

終盤に主人公のライバルが出してきた料理、「エビを模した金属製の容器の中に、金箔を巻いた海老の身が入っている料理」は、様々な料理を食べ尽くしてきた審査員がこれまでに味わったことのない味であったが、その味の秘密は「金箔に電流を流して舌を直接刺激することで感じられる味」であった。連載当時はまったくの架空の料理であったが、2010年に明治大学中村裕美宮下芳明により、電気味覚を用いて飲食物の味を変化させる手法「飲食物 + 電気味覚」が発表されて以降、注目されるようになった[1]

登場人物[編集]

天堂 竜馬(てんどう りょうま)
人並み外れて食い意地が張っている主人公。腹が減れば減るほど料理のアイデアが湧きでる。
姉・真美子が営む「天突亭」という町食堂で暮らしていた。
海野山 千吉(うみのやま せんきち)
私立味狩り学園の学園長をしている老人。天突亭で食い逃げしようとする不良に対する竜馬のナイフ捌き(肉体を傷つけずに服のみ切る)に目を付け、リンゴの早剥き勝負を挑む。竜馬のほうが早く剥き終わったかに見えたが、ヘタの部分の皮の剥き残しや剥いた皮の厚みの違い(竜馬のほうが厚く剥いており、リンゴの旨味を損ねていた)により勝利し、竜馬を学園にスカウトした。リンゴの皮を剥くついでに竜馬の服も剝いており、速度も十分に学園長のほうが早かったものと思われる。
数々の試練を勝ち抜いた竜馬に再びリンゴ皮剥き勝負を行い、竜馬が勝ったことで学園を卒業扱いとする。学園に残りたい竜馬に対し、教師となる道を示し、海外留学へ送り出す。なお、目方、愛嬌、ひとみの3人は竜馬のお目付け役として同行。鬼崎と黒マントも海外に同行する。
目方 秀一(めかた しゅういち)
私立味狩り学園の生徒会長。脱ぐと筋肉質。物語当初の竜馬の対戦相手。ジャガイモのみを使った料理勝負で竜馬に負けて以降は、竜馬のサポートや裏方役、および竜馬の発想に驚く係になる。
愛嬌 満次郎(あいきょう まんじろう)
常に満面の笑みを浮かべる副会長。
ひとみ
女子生徒。
鬼崎 法人
全国をインスタント食品とファストフードの味とで埋め尽くすことを目標とする巨大企業「剛大グループ」傘下の学園「剛大グループ料理研究学校」の生徒。竜馬のライバルとなる。上述の電気味覚の料理を出したのも鬼﨑である。
料理に対する知識も豊富で、解説役もこなす。
氷川 京介
様々な料理器具を隠した黒マントを着ているため、作中人物からも「黒マント」呼びされている。料理に対する知識、技量は鬼崎に匹敵する。

脚注[編集]