石英ガラスへのデジタルデータ記録
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石英ガラスへのデジタルデータ記録(せきえいガラスへのデジタルデータきろく)は、日立製作所と京都大学が共同開発した石英ガラスにデータを記録して3億年以上の寿命を持たせた上で3億年後でも保存できるようにしたものである。
概要[編集]
石英ガラス内部に、フェムト秒パルスレーザーを照射し、光の振幅や位相を2次元的に変調できる空間位相変調機を利用し、屈折率の異なるドッドが形成されこれにより記録される。2014年には球面収差補正レンズを用いることで100層以上での品質低下を防いでいる。
またProject SilicaなるMicrosoftとWarner Bros.が開発している完全なる日本の技術を盗用したProjectでは赤外線レーザーで石英ガラス板の中に3次元ピクセル(ボクセル)としてエンコードする技術が活用されている。こちらは2026年に石英ガラス以外のホウケイ酸ガラスでのデータ記録に成功し1万年間のデータ保存が可能だとされ、手のひらサイズに7TBのデータが詰め込めるとされる。
3億年後でも容易に再生できるよう日本では通常の顕微鏡での再生を目指したが、Project Silicaでは再生に特殊な顕微鏡とAIを使用するために完全なる保存用メディアで、未来再生できるかは多少軽視しているようである。
実用[編集]
日本では「はやぶさ2」相乗り小型副ペイロード「しんえん2」に3億年後への画像・文字列を描画した石英ガラスを2014年に搭載したほか、Project_Silicaの方では映画『スーパーマン』の75.6GBの映像データがコースターサイズの石英ガラスに保存され、再生に成功している。